美しい白い歯に!欠けにくいジルコニアのメリット・デメリット

CADCAMにて作製するため技工操作に時間がかかり、出来上がりに10~14日かかります。

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3-2. 術者・技工士の技術で適合・寿命が左右される

CADCAMで適合を高めるため、歯を削る量が比較的多く、また技術力により適合寿命に差が出ることがあります。

3-3. 天然の歯より硬く、従来のセラミックより透明感が劣る

オールジルコニアは固すぎて咬み合う相手の天然歯が負けて摩耗してしまいます。

またジルコニア自体は従来のセラミックに比べ、透明感が劣り、審美性に欠けます。そのためジルコニアフレームにセラミックを焼き付けたものが使われることが多いです。

4. ジルコニア素材で行う治療

4-1. ジルコニアクラウン

金属を使わずにジルコニアフレームにセラミックを焼きつけたもの。

生体親和性があり、歯肉を健全状態に保つことができ、歯肉退縮に伴い、黒く見えることから防げます。

4-2. ジルコニアブリッジ

材質的に硬く、操作性に高く、靭性があるため、ブリッジのフレームに適しています。

また金属に比べ軽く、生体にも優しい素材です。

4-3. ジルコニアアバットメント(インプラントの土台)

前歯のインプラントの土台で用いられ、歯茎が黒く透けたり、セラミックの冠の透明感、明るさを損うことが少ない。

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4-4. インレー、ラミネートベニアなどには不向き

一部出来るものもありますが、審美的に劣ります。

5. 他の素材との比較

費用強度審美性安全性
ジルコニア10~20万位
オールセラミック(ジルコニア以外)7~15万位
メタルボンド7~15万位
ハイブリッドセラミック冠5~10万位
金属(保険)保険適応×

6. ジルコニアセラミック治療の注意点

6-1. オールジルコニアは硬すぎる

ジルコニアのみのオールジルコニアは天然歯に比べ、硬すぎるため対合する天然歯が負けてしまい摩耗したり、また対合するセラミックが負けてしまうことがあります。

6-2. オールジルコニアは審美性・親和性に欠ける

ジルコニアのみのオールジルコニアはジルコニア+セラミックに比べ、安価だが、審美性・親和性に欠けます。

6-3. ジルコニアの素材にドクター、技工士の技術が不可欠

ジルコニアの適合・精度・寿命を高めるためには、ドクターの精密な形成、技工士の精密な技工操作が必要です。

6-4. ジルコニアの寿命を左右するもの

歯ぎしり、食いしばりが強い人はジルコニアが欠けるリスクが高くなります。また、歯周病など口腔内環境が悪い人はジルコニアの寿命が短いことがあります。

寿命を延ばすためにはセット後のメンテナンスは必要不可欠です。

歯ぎしり、食いしばりが強い人には寿命を延ばすためにマウスピースを使用することもあります。

マウスピースに関してはこちらの記事もご参照下さい
無意識の歯ぎしりで歯がボロボロに!マウスピースで歯を守る

まとめ

昨今、金属の高騰、また金属による身体への悪影響が明るみに出ています。強度、身体への安全性のあるジルコニアは今後も活躍すると思います。被せ物やブリッジを入れる方はまず第一の選択肢としてご検討下さい。

Author: 小野澤 彰(歯科医師/歯科オノザワ院長)

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