神経に達していなかった虫歯も徐々に進行していき、半年経つと歯が欠けてきます。
「痛くないから大丈夫だろう」という判断は危険です。詰め物が外れてしまったらなるべく早く歯科医院で診てもらってください。長く放置して良いことは何もありません。
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4. 詰め物をのみこんでしまった時の対処法
食事中に気がつかない間に詰め物を飲み込んでしまっても、その後に咳き込んだりしていなければ大丈夫です。
咳き込んだり、喉に異物感がでた場合は気管に入っている可能性があります。異物が入ろうとするとき、大抵は咳で排出されますが、喉の反射のあまり良くない高齢者や子どもは気管に入ってしまうこともあります。
喉に違和感があるようなら内科を受診し、レントゲン撮影をし、確認をしてもらう必要があります。
食事と一緒に飲み込んでしまった場合は数日もすれば排便とともに体の外に排出されます。消化されることはなく、繊維質の便と絡まって出てきます。
心配であれば内科を受診し、レントゲン撮影で確認をしたうえ、数日は便を確認するようにしましょう。
まとめ
口の中はたくさんの細菌がいますし、食事のたびにお口の中の環境は変化します。そして、噛む力は成人男性で60㎏ほどにもなります。そのような条件下で毎日使用している被せ物はいつか外れてしまうこともあります。詰め物や被せ物がはずれたら自分で判断しないで、歯科医院で早めに治療(修理)してもらいましょう。
人工物はどんなものでも劣化がおこります。歯の詰め物、被せ物も同じく人工物なので残念ながら劣化がおこります。一度治療をしたからといって一生の被せ物ではありませんので、より長持ちさせるためにも清潔に保ちましょう。
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