これって病気?歯茎が白い場合に考えられる原因と対処法

予防と知識

その他


00

歯茎が全体的に白く腫れている、または白いできものが出来ているなどの症状が出て不安に思う方も多いのではないでしょうか。

痛みがある場合とない場合、部分的なのか、広範囲に広がっているのかなどで症状も原因も違います。
そのままにしておくと口臭の原因になったり、強い痛みが出ることもありますので、それぞれ原因に応じた対処が必要です。

今回は、歯茎が白くなる原因と対処法を症状ごとにまとめますので、せひ参考にしてください。

スポンサードリンク

1.歯茎に白いできものが出来た場合考えられる原因

1-1.根の先に膿が溜まっているフィステル

・歯の根のあたりに白いできものができている
・何度かできてはなくなる症状を繰り返している
・できもの周りを押してみると、膿のような液体がでてくる
・押すと歯の周りが痛い

こんな症状の方は、歯の根の治療後に根の周りに細菌が繁殖して、膿の袋を作っているケースが考えられます。

膿の袋は出る場所がなく、歯茎に穴をあけて膿を出すので白いできもののような穴が空いています。これをフィステルといいます。
膿が出切ったら穴はふさがり、また膿がたまるとできものができる。
これを繰り返していると歯を残すことが難しくなってきます。

1-1.

【対処法】

投薬

膿の袋が小さい場合には、抗菌剤や抗生剤を服用することで治ることもあります。

まずは、歯科医院でレントゲンを撮影してもらい、根の周りの感染状態を確認してもらいます。
状態に応じて、薬の処方がされます。

フィステルについて、詳しくは「放置しても治らない!歯茎のできもの、フィステルの治療法」をご覧ください。

感染根管処置(根管治療)

歯の神経を取る処置をしている歯であれば、感染している歯の根の部分をもう一度消毒し直す治療を行います。
これを感染根管処置といいます。

消毒し直し、細菌を殺菌することができれば、白いできものもなくなり、歯を残すことが可能です。

歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)

細菌感染が広がり歯にも悪影響が及んできている場合は、膿の周りの歯の根の部分を切除します。

消毒するだけでなく、感染してしまっている歯の根の端を切除して、歯を保存する方法です。

1-2.口内炎

歯ブラシを強く当ててしまったり、硬い食べ物を食べて歯茎を傷付けた時にでる症状です。

そのほか、疲れやストレスからくるホルモンバランスが崩れることによっても、口内炎ができると言われています。
原因が特定しにくいことが多いのが口内炎ですので、できるだけ傷を作らないように心がけ、体調管理に十分に気をつけることで予防することができます。

1-2.

口内炎の原因について、詳しくは【ビタミン不足だけが口内炎の原因じゃない!他の原因と対処法】

口内炎の市販薬については「痛い口内炎を早く治したい!おすすめの市販薬と使い方」をご覧ください。

ご覧ください。

1-3.ブラッシングによる擦過傷

歯と歯茎の境目から白いできもののような潰瘍ができている場合は、歯磨きの時に傷をつけてしまっている可能性があります。

普段の歯ブラシで過度に力を入れている方や、毛の硬い歯ブラシを好んで使用している人に見られる症状です。

全体的に炎症が起こる場合は、部分的に潰瘍ができる場合など症状は様々です。赤く、炎症を起こすことが多いですが、白く広範囲に炎症や潰瘍が広がることもあります。

1-3.

【対処方法】

まずは、使用している歯ブラシの硬さを確認しましょう。硬めの歯ブラシを使用している場合は、柔らかめ歯ブラシに変更し、
痛みのある場合は、かかりつけの歯科医院を受診しましょう。

正しい歯の磨き方について、詳しくは「プロが教える!正しい歯の磨き方をお口の状態別に徹底解説」をご覧ください。

2.全体的に白い場合考えられる原因

2-1.血行不良

できものではないけれど、全体的に歯茎が白く見える場合まず考えらることは血行不良です。

血行不良や貧血の状態だと、顔が白くなるように、歯茎にも同じような症状がでます。体調の変化によって症状がでる場合は、柔らかい歯ブラシや手で歯茎をマッサージして血行を促すことで改善されます。

何ヶ月も続いているようでしたら、他の病気も考えられますので、まずは歯科医院を受診しましょう。

2-2.口腔カンジタ症

コケのような白い膜ができていて、拭き取ろうとすると出血する場合は、口腔カンジタ症の可能性があります。

この白い膜は、歯肉だけでなはく、舌や口角などの口腔内にもできることがあります。

口腔内の常在菌であるカンジダ菌の日和見感染による症状のひとつで、健康な人の場合に発症することはほとんどありません。
血液疾患、AIDS免疫不全症、糖尿病などの疾患をもっている人や、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者がまれに発症するとも言われています。

免疫抑制剤や抗菌薬の投薬治療を受けている全身的因子による発症がみられます。
心当たりがない人で似たような症状がある場合は、他の病気の考えらえますので、まずは歯科医院を受診しましょう。

2-2.

3.その他の原因

3-1.白板症

白板症は歯ぐきに白いコケのようなものが付着します。口腔カンジタは剥がれ落ちますが、白板症は手や歯ブラシで擦っても白いものは取れないのが特徴です。

白い部分が斑状で、びらん状になっている場合は、初期の粘膜がんや上皮内がんも疑われます。
白板症自体もがん化していくことが言われていますので、専門医の定期的な診察が必要です。

3-2.歯肉癌

歯肉癌は歯茎にできるガンのことです。歯肉癌の症状としては、歯肉の腫れや潰瘍、歯の動揺などが見らます。

またカリフラワー状に歯茎が腫れ上がるような炎症を起こすなど、特徴的な形状をしてる場合もありますが、歯周病や口内炎などと誤診されやすいことも事実です。

長期的に炎症が続くような症状があれば、痛みがなくても、専門医を受診することをおすすめします。

3-2

まとめ

歯茎が白くなっていたり、できものができたりと、歯茎に現れる症状はさまざまです。
痛みを伴うもの、そうでないものなど症状によっても病態は異なります。

まずは、自分の症状がどのようなものに当てはまるのかが理解できたら、ご自身の判断だけでなく、必ずかかりつけの歯科医院を受診しましょう。
症状がにているというだけで、実際の疾患は異なることもありますし、中には重大な疾患の場合もあります。

長期間放置しているような症状は、まずは歯科医院へ相談することをおすすめします。

Author: 塚本 千草(歯科衛生士)

今すぐに歯医者さんに行きましょう!

歯医者さんに行った方がいいかも…。と思った方は、今すぐに予約をしましょう。

先延ばしにしていてもいいことは一つもありません。

ただ、どの歯医者さんにすれば良いのか迷ってしまうこともあるかと思います。

その時は検索から予約までできるサービスが便利です。

ぜひご活用ください。


⇒ 無料で歯医者さんを予約する

スポンサードリンク


おすすめ記事のまとめ

最新記事一覧

SNSで更新情報をチェック!