歯のセラミックの料金を解説!素材や治療範囲で異なる相場

土台の種類

メタルコアレジンコアレジンコア
(ポストコア)
ファイバーコアゴールドコア
保険適応××
審美性××
耐久性
金属アレルギー
料金約630~760円
(3割負担)
約430~470円
(3割負担)
約430~470円
(3割負担)
約1~3万円約1~3万円
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2-1. 保険で治療できる素材

2-1-1. メタルコア(保険適応)| 料金:約630~760円(3割負担)

メタルコアとは、金属でつくられたコアの事を言います。保険適応で安価であり、メタルクラウンを被せる場合によく適応されます。セラミックを被せる場合には中のコアが透けてしまう事があるのであまり適していません。また、コアを技工所で作ってからクラウンを作る為、治療回数が多くなります。
※クラウンの料金は別途かかります

メタルコアのメリット

  • 保険適応で安価である

メタルコアのデメリット

  • 硬すぎる為、歯に負担がかかりやすく歯が割れてしまう事がある
  • 太く長いコアを入れた場合、再治療をすると歯が割れる可能性がある為困難である
  • セラミックやハイブリットクラウンをかぶせる場合には、中の金属の色が透けてしまうことがある
  • 金属アレルギーの原因となることがある。

2-1-2. レジンコア | 約430円〜3万円

レジンコアの中でもいくつか方法があります。

I. コアを入れずレジンセメントのみで埋めるレジンコア。(保険適応・料金:約430~470円 (3割負担)
II. 金属のピン(ADポスト)をコアとしてレジンセメントで立てるポストコア(保険適応・料金:約430~470円 (3割負担)
III. ファイバーコア(ガラス繊維強化樹脂)という支柱(ポスト)をコアとしてレジンセメントで立てるファイバーコア(自費診療・料金:約1~3万円)

■ レジンコア

レジンコアのメリット

  • メタルコアよりしなる性質があるので、歯が割れる可能性が低くなる。
  • 金属アレルギーの原因とならない
  • 天然の歯と色調が似ているので、白い被せ物をかぶせて中の色が透けた場合でも目立ちにくい。
  • 保険適応の場合は安価である。
  • 歯を削る量が比較的少ない

レジンコアのデメリット

  • 状態によっては、適応できない場合もある
  • 芯となるポストが無いためた比較的耐久性に劣る
  • レジンの性質の熱で膨らんだり縮んだりする事により、細菌が入りそこからまた虫歯になる事がある。
■ ポストコア

ポストコアのメリット

  • メタルコアよりしなる性質があるので、歯が割れる可能性が低くなる。
  • 保険適応の場合は安価である。
  • レジンコアが難しい場合、金属のピンを入れることによって補強され適応できる。
  • メタルコアより歯を削る量が少ない

ポストコアのデメリット

  • 金属アレルギーの原因になる場合がある
  • 比較的歯が割れる可能性が高い
  • 再治療が困難な場合がある
  • レジンの性質の熱で膨らんだり縮んだりする事により、細菌が入りそこからまた虫歯になる事がある。
■ ファイバーコア

ファイバーコアのメリット

  • メタルコアよりしなる性質があるので、歯が割れる可能性が低くなる。
  • レジンコアのみよりも強度が強く、歯に負担がかかりにくい
  • 天然の歯と色調が似ているので、白い被せ物をかぶせて中の色が透けた場合でも目立ちにくい。
  • 金属アレルギーの原因とならない
  • 再治療が必要になった際の除去が比較的容易。

ファイバーコアのデメリット

  • 自費診療なので金額が高い
  • レジンの性質の熱で膨らんだり縮んだりする事により、細菌が入りそこから虫歯になる事がある。
  • 歯の状態によっては適応できない場合がある
  • 歴史が浅い

2-3. ゴールドコア | 料金:1~3万円程度

ゴールドコアとは貴金属である金合金や白金加金で作られたコアです。メタルコアよりも金属アレルギーの可能性は低く、比較硬すぎない材質です。

ゴールドコアのメリット

  • 金属アレルギーを引き起こす可能性が比較的低い
  • 硬すぎないので、歯が割れにくい
  • レジン接着剤を使用しない場合は、熱膨張によって隙間が開いてくる事がない

ゴールドコアのデメリット

  • セラミックなどの白い被せ物を被せた時、中の金属の色が透けてしまうことがあるので向かない場合がある。
  • 太く長いコアを入れていた場合には、再治療が困難。
  • 自費診療なので金額が高い

3.詰め物(インレー)の場合

クラウンを被せるほど大きくない虫歯はインレーという詰め物で修復されます。噛む面のみの修復物で、奥歯や小臼歯に使用されます。保険適応の場合は銀の詰め物(メタルインレー)になります。保険外になると、ハイブリットセラミクやオールセラミックインレーなどが選択できます。

メタルインレーハイブリッド
インレー
オールセラミック
インレー
保険適応××
審美性×
耐久性
金属アレルギー××
料金約1300~1800円(3割負担)
保険外約5000円~3万円
約3~5万円前後約3~5万円前後

3-1. メタルインレー |料金:保険診療で約1300~1800円。自費診療で約5000円~3万円。

銀の詰め物(メタルインレー)は保険適応なので金額は安価ですが、銀色ですので見た目があまり良くはありません。ですが上の奥歯の歯などあまり見えないところでしたら、目立ちにくいです。また、強度が強いため金属自体が割れたり欠けたりすることはほとんどありません。ただし、硬度が高い為、適切に使用しないと歯が割れてしまったり、かみ合う歯を傷めてしまう事があります。

メタルインレーのメリット

  • 保険適応なので安価である。
  • 金属なので強度に強く、詰め物が割れたり、欠けたりする可能性が低い

メタルインレーのデメリット

  • 金属なので見た目が良くない
  • 硬すぎるので歯自体が割れたり、欠けたりする可能性が低い
  • 金属アレルギーの原因になる事がある

3-2. ハイブリッドセラミックインレー |料金:約3~5万円前後

ハイブリッドセラミックインレーとは、レジン(プラスチック)にセラミックを混ぜ合わせた材料の詰め物(インレー)です。プラスチックが入っているので変色を起こす事がありますが、セラミックより柔らかい為、比較的割れにくいです。

ハイブリットセラミックインレーのメリット

  • セラミックインレーより柔らかく、比較的割れにくい
  • 白い詰め物なので見た目が良い
  • 金属を使用しないので、金属アレルギーの原因とならない

ハイブリットセラミックインレーのデメリット

  • レジン(プラスチック)が含まれている為、変色を起こしやすい
  • 保険外の治療なので、保険適応レジンより値段が高い

3-3. オールセラミックインレー |料金:3~5万円前後

セラミックインレーとは、セラミック材質のみで出来た詰め物(インレー)です。変色する事もなく見た目が良いですが、硬い為、衝撃を受けやすく割れやすいというのが特徴です。

セラミックインレーのメリット

  • 変色もなく見た目が綺麗
  • 金属アレルギーの原因とならない
  • プラークが付きにくい

セラミックインレーのデメリット

  • 金額が高い
  • 硬い為、衝撃を受けやすく割れやすい
  • 歯を削る量がメタルインレーより多い

まとめ

被せ物、被せ物の土台、詰め物には様々な種類があります。それぞれの特徴を捉え、納得のいく治療を行ってもらう事が満足度に繋がります。どんな治療をするかによって、歯の維持年数は変わってきますので、しっかりと説明を受け、不明な点は歯科医に相談しましょう。そして治療法は歯科医師によって異なることがあります。治療途中に他院で続きを行うことによって、不適合などの問題も出でくる原因となるのでなるべく同じ歯科医師に継続して見てもらう事のおすすめします。

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