歯石は定期的に取った方が良い!その理由とケア方法

通販サイトやドラックストアで、歯科医院で使用する器具に似せた道具を見掛けることがありますが、あまりおすすめはできません。

なぜなら、石状となった歯石を取るには、先の尖った器具が必要となります。見えにくいお口の中を手探りで使用することにより歯面を傷つけてしまう恐れがあるからです。

傷ついた歯面は表面がデコボコとなり、更に汚れが付きやすい状態となります。結果、家庭で歯石を取ったのに、また直ぐに歯石がついてしまうことの繰り返しとなります。

従って、もし歯石がついてしまったら、なるべく早い段階で歯科医院にて歯石を取ってもらうことをおすすめします。

広告

4. 歯石を取りに歯医者さんへ行こう

4-1. 歯石除去は保険診療で受ける事ができる

歯石の付着具合により、歯石除去の回数は異なります。歯石が歯肉の上のみに付着していて、歯石の量も少ない場合、1~2回で全てを取る事ができます。

また、歯石が歯肉の下まで付着していて、歯石の量も多い場合、全てを取るのに3~6回程掛かる場合もあります。

但し保険診療で歯石を取るには、治療の前後で検査が必要となります。保険診療で3割負担の方の場合、1回の費用は1,000~3,000円程掛かります。(同時に行われる検査や歯石除去行う歯数により掛かる費用は異なります)

歯石除去について、詳しくは「放置して抜歯の危険!?歯科医院で定期的な歯石除去のススメ」をご覧ください。

4-2. 歯石を取るタイミング

ご自身でのお手入れの状況により歯石の付着具合は大きく異なります。

一般的にお手入れの状況が良い方で3ヶ月に1度が最も多く、年に2~3回は定期検診を兼ねて歯石除去をして貰うと歯周病予防にも繋がります。

また、ご自身でのお手入れに不安のある方は、1~3ヶ月に1度定期検診を兼ねて歯石除去をして貰うと歯周病リスクの軽減に繋がります。

4-3. 歯医者さんで歯石を取り除く方法

歯石を取り除くにはいくつか専用の器具があります。先の尖った物で歯石を少しずつ崩しながら除去する器具や、超音波の振動で歯石を粉砕して除去する器具など、歯石の量や付着している場所などにより使い分けられています。

先の尖った器具や振動と聞くと怖いイメージを持ちがちですが、器具を正確かつ効果的に操作できる技術を備えている歯科衛生士や歯科医師が担当します。

5. 歯石をつきにくくする方法

歯石がつくと歯肉が腫れたり、歯を支えている周りの組織へ影響を及ぼしたりと、お口の中に悪影響を与えてしまいます。歯石がつくのを未然に防ぐことが最善の策となりますが、歯石をつきにくくする方法として一番に挙げられるのが、毎日の歯磨きです。

歯石はプラークが石灰化したものです。個人差はありますが、一般的に2〜3日でプラークが石灰化して歯石になると言われています。出来る限り早い段階でそのプラークを取り除くことが、歯石をつくのを未然に防ぐ方法となります。まずは、歯石が一番つきやすい下の前歯のポイントを確認してみましょう。

  • ポイント1: 歯磨きをする前に、舌で下の前歯裏側の感触を確かめる
  • ポイント2: 磨き終わったら、もう一度舌で下の前歯裏側を確かめる
  • ポイント3: ツルツルとした感触を確かめられたら、プラークが落ちた合図。もしまだヌメヌメしていたり、ザラザラしていたら、プラークが残っているのかもしれません

下の前歯は、歯石がつきやすい上、舌で感触を確かめやすい場所です。また、舌は非常に敏感な器官の為、セルフチェックをするのに重要な役割を担ってくれます。まずはこの3つのポイントをぜひ試してみて下さい。

まとめ

歯石が付き始めても痛みを感じることはないので、知らず知らずのうちに溜まっていたということはあるかもしれません。日頃からすこし自分の歯を気に掛けることで、あれ、ザラザラしてきたかな?歯ブラシで取れないから歯石かな?と自分自身でチェックできることが出来るようになってきます。

ちょっと面倒だなと思う方もいるかもしれません。でもそのちょっとの気づきが歯周病予防へも繋がるのです。定期的に歯石を取って、生涯自分の歯で美味しいものを食べたいですね。


歯科衛生士が教える!歯石除去の痛みの原因と和らげる方法】もあわせてご覧ください。

広告