はじめて生える永久歯、6歳臼歯に起こるトラブルと対処法

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お子様に初めて生えてくる永久歯が、なかなか生えてこなかったり、虫歯になってしまったりすると不安になりますよね。

大人の歯として一番最初に生えてくるのが「6歳臼歯」です。
6歳臼歯は、6歳前後から生え始め、それから大人になっても生え変わることはありません。そして、6歳臼歯は最も噛む力が強く、歯並びや咬み合わせの基本となる重要な歯です。しかし、最もトラブルの多い歯とも言われています。そこで今回は、6歳臼歯について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1.6歳臼歯とは

1-1.最初に生える大人の歯

6歳臼歯とは、永久歯の中でも一番最初に生える大人の歯で、「第一大臼歯」の事をいいます。

大人の歯でいうと、親知らずを除いて、奥から二番目の歯が第一大臼歯です。

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1-2.6歳臼歯は大切な役割を持つ歯

6歳臼歯には、とても大切な役割があります。

それは、食べ物を噛みくだいたり、食べ物を擦り切ったりする力です。
他の歯と比べて噛みくだくが強く、食事をする際に必要な「咀嚼」(そしゃく)に大切な歯です。

また、永久歯の歯並びや噛み合わせの基本になる歯でもあります。

2.6歳臼歯の生える時期

6歳臼歯(第一大臼歯)は、名称の通り、6歳頃から生えてくる歯で、6歳から7歳までの間に生えるのが一般的です。

また、その後ろの歯(第二大臼歯)は11歳から12歳の頃に生えてきますので、6歳臼歯が生えてから5年も後に生えてきます。
それだけ、6歳臼歯は早くからお口の中で「噛む」ことの仕事をしていることになります。

3.6歳臼歯が虫歯になりやすい理由

3-1.知らない間に生えてくる

6歳臼歯は、6歳から7歳でちょうど小学校へ通うようになった頃から生え始めます。

その頃に、お子様のお口の中をきちんと観察したり、定期的な歯科検診を受けていない場合、知らない間に生えていたとうこともあります。

6歳臼歯は、これまで歯がなかった部位い歯が生えてくるので、歯ブラシが届いていないこともあり、虫歯になりやすいです。

3-2.歯の生え変わりの時期により磨き残しが増える

6歳臼歯の生えてくる時期は、その他の歯も生え替っている時期です。そのため、歯が抜けているところがあったり、歯が生えかけているところがあったりと、歯の高さがそれぞれに違っており磨き残しが増えることが原因の一つに挙げられています。

3-3.歯の溝が深い

乳歯と比べて、歯の噛み合わせ部分の溝が深く、汚れが溜まりやすい形状をしています。

これまでの磨き方に加えて、歯の噛み合わせ部分を磨くことを新しく取り入れることで虫歯予防になります。

3-4.学童時期による変化(小学校へ入学)

6歳臼歯は、6歳から7歳ころに生えてきますが、ちょうど、小学校へ通うようになった頃でもあります。

サイト監修

小野澤 彰(歯科医師)/ 歯科オノザワ院長

  • 1996年 東京歯科大学卒業
  • 1996~1998年 東京医科歯科大学研修医
  • 1998~2002年 大西歯科勤務
  • 2002年4月1日 歯科オノザワ開院

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