歯科医院でプロが行う!歯石除去の方法、手順、かかる回数

・レントゲン検査

歯茎の中の状態や骨の状態を調べます

・問診

これまでの歯科治療の経験について、歯科治療に関する不安ごとなどその他問診で患者さんの現状を把握していきます

・歯茎からの出血の検査

歯茎からの出血の程度を検査します。歯茎からの出血で歯周病の状態を把握していきます

・歯の動揺度の検査

歯がグラグラと動いていないか検査を行います。歯がグラグラ動いている程度で歯周病の進行状態の診断のための情報の一つです

・歯茎の溝の深さの検査

歯茎の溝(歯周ポケット)がどの程度深くなっているか調べます。通常歯茎の溝は1~3ミリが健康の状態と言われているため、溝が深くなっている部分がどの程度あるか調べていきます

・歯茎の周りの磨き残しの検査

日常の歯磨きでの磨き残しの状態を調べます。歯磨きが正しくできている部位と苦手な部位を把握することで今後のアドバイスの材料になります。

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3-2.歯石除去

歯石除去は歯の表面についている歯石をまずは、超音波スケーラーを使用して取り除きます。

量が多い場合や硬くこびりついている場合は、上の歯と下の歯で2回に分けて除去することもあります。

3-3.診査

そして、歯石がきちんと取り除けたかどうか、チェックをして、残っている部分をもう一度取り除いていきます。

3-4.フロス・歯間ブラシ

歯と歯の間に挟まっている場合があるので、歯の間の歯石を取り除くためにフロスや歯間ブラシを使用して、汚れの取り残しがないように綺麗にしていきます。

3-5.歯面研磨

歯石を取った後の歯の表面には細かな歯石が残っていることがあります。

それをそのまま残しておくと、ザラザラしているため、また汚れがつきやすい環境を作ってしまいます。

細かな汚れもきちんと取り除き、歯の表面のザラザラを専用の研磨剤、ブラシやカップを使って、取り除いていきます。

3-6.洗浄

歯石を取ったあとは、歯茎の溝の中にも汚れが残っていることがあります。

また、研磨剤が歯茎の溝に入り込んでしまうこともありますので、最後にお口の中を洗浄していきます。

3-7.歯磨き指導

最後に、磨きにくい部分や歯石のつきやすい部分の歯の磨き方についてアドバイスを行います。

この手順を数回に分けて実施し、歯石除去を行っていきます。

(保険診療の場合)

4.歯石除去の回数

歯石取りは、保険診療で行われいます。

歯科の治療では保険が適応するものは、治療が必要という診断がされたものになります。

ですので、歯石除去には、歯肉炎や歯周病という病状の診断がされて初めて歯石除去が行えます。

4-1. 1回で終わる場合

定期的に来院し、歯石除去を行っている人は比較的歯石も多くついていないため、歯石除去は1回で終わることもあります。

ただし、保険の診療の場合は、診査で1回、歯石除去で1回、再評価で1回と、保険の診療に基づいて治療が行われるため3回程度の来院が必要です。(目安)

4-2. 3回くらいかかる場合

定期的に来院しており、歯石のつきやすい方や、歯磨きの磨き残しの多い方などは、1回では取りきれないこともあります。

全体的に歯石を取り除き、再検査をして、細かい歯石や歯の根の部分についている歯石を取り除く場合、3回くらいかかる場合があります。

4-3. 3回以上かかる場合

定期的に歯石除去をしておらず、長期間歯科医院に通院していない場合、歯石がついているのを放置していた期間が長ければ長いほど、歯石除去にも時間がかかってしまいます。

歯の表面の歯石も2回に分けて取り、その後、再検査を行い、歯の根の部分に溜まっている歯石を取り除いていきます。

この場合も保険の診療の場合には、6回に分けて歯石除去をしていきますので、長期間放置している期間が長ければ長いほど、治療の回数も多くかかってしまうこともあります。

まとめ

歯石は、長期間放置していればしているほど、硬くこびりつき、取りにくくなっていきますので、それだけ治療の回数もかかってしまうのが現状です。

ですので、歯石取りは半年に1回、または年に1回でも習慣的に歯科医院で除去してもらうことで、回数は少なくなり、健康な歯茎の状態を維持することができるようになると思います。久しく歯石除去をしていない方は、これをきっかけに歯科医院に通院してもらえると嬉しいです。

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