知っておくべき!唾液の働き、関連する病気、増やす方法

そのため、涙や唾液などがつくられにくくなり、ドライアイやドライマウスを引き起こします。

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6-2.薬の副作用

700種類以上のお薬の副作用に唾液の分泌を抑制してしまう副作用があります。

抗ヒスタミン剤、抗うつ剤、睡眠薬、降圧剤、利尿剤、気管支拡張剤、鎮痛薬などが、お口の乾きが現れるお薬の例です。

お薬を飲む期間が1週間程度など、一時的に飲む薬は問題ありませんが、長期的に飲む必要のある薬の場合は注意と対策が必要となります。

6-3.ドライマウス(口腔乾燥症)

全身的な病気や、服用している薬がない場合でも、お口の乾燥を感じている方が近年増えてきています。

このようなお口が乾燥する症状を持つ「ドライマウス(口腔乾燥症)」を患っている人の数は推定800万人もいると言われています。

このドライマウスの原因は様々ありますが、不規則な生活や喫煙の習慣によっても唾液は減ってしまいます。また慢性的に口呼吸をしている場合も当然お口は乾燥していきます。

その他にも、慢性的なストレスが原因となってドライマウスになることもあります。

7.唾液とストレスの関係

唾液は自分の意思で出したり止めたりすることはできませんね。

このように自律神経によってコントロールされている体の器官はストレスの影響を受けることがあるのです。

食事をしている時やリラックスしている時は副交感神経が働くため、サラサラした唾液が多くできてきます。

反対に、緊張している時や、ストレスを感じている時は、交感神経が働くため、ネバネバした唾液が多く出てくるようになります。

緊張した時にお口の中が乾くように感じる理由は、ネバネバした唾液が増えるためです。

同様にストレスを感じるとサラサラした唾液が出にくくなってきますので、慢性的にストレスを感じていると、お口の中が乾燥して、ドライマウスとなってしまうのです。

ドライマウスになると、口の中が乾燥し食べ物が飲み込みづらくなる、口の中がネバネバする、会話がしづらくなる、口臭が強くなるなどの不快な症状が慢性的に続くことがあります。

またドライマウス状態が長く続くことで、歯や粘膜が唾液に守られなくなるため、口の中がヒリヒリと痛みを感じるようになったり、味覚障害が起こります。

また、口内炎が出来やすくなる、虫歯や歯周病などの病気にかかりやすくなります。

お口の乾燥が気になる方は一度、ドライマウス外来を受診してみたらいかがでしょうか。

ドライマウスについて、詳しくは「唾液が少ない!口が渇く9の原因と唾液の分泌を増やす方法」をご覧ください。

8.自宅でできる唾液線マッサージ

唾液が少なくなっていることが原因で口臭がある場合は、唾液腺のマッサージが有効かもしれません。

なんだか口が乾くなと思ったら、唾液腺のマッサージをしてみではいかがでしょうか。

唾液の分泌量が多い耳下腺、顎下腺、舌下腺などの大唾液腺をマッサージすることで効果的に唾液の分泌を促進するこができます。

ここでは特に一番簡単な舌下腺のマッサージ方法をご紹介します。

ちょうど舌の真下に位置する顎の裏の凹んだ部分を両手の親指で優しく押し上げます。3秒ほど押したら一旦親指を離します。その動作を数回繰り返すことで、舌の下からジワジワと唾液が出てくるのを感じることができます。

唾液腺マッサージについて、詳しくは「口臭やドライマウス予防に!唾液腺マッサージの方法と効果」をご覧ください。

まとめ

普段、特に意識をしないことが多い唾液ですが、その唾液には様々な良い働きをしてくれる効果があります。

そのため唾液が少なくなることで色々な不快症状が現れてきます。

噛むことによって出てくるサラサラとした唾液には虫歯や歯周病を予防する効果が含まれていますので、サラサラ唾液の分泌量が正常かどうかを歯医者さんで調べることができます。

もし唾液量が少なかった場合でも対策方法を教えてくれますので、気になっている方は一度調べてみることをお勧めします。

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