歯を守りたいなら!根管治療の専門医が行う最先端治療とは

予防と知識

虫歯


shutterstock_514140748

一般歯科で抜歯をすすめられたが歯を残したい、以前にも治療した歯が痛むという方は、ぜひ一度、根管治療専門医での受診をおすすめします。
根管治療は、進行した虫歯の治療方法として一般的なものですが、医師の技術が問われる非常に難しい治療法です。

再治療を何度も繰り返すうちに、どんどん歯が削られ薄くなり、最後には割れてしまい抜歯になるというパターンも少なくありません。

今回は根管治療専門医での最新治療法と一般歯科での治療の違いについて解説します。ぜひ参考にしてください。

1.根管治療とは

歯科医院に行き、神経の治療、歯の根の治療、と言われたら、それは根管治療のことです。

歯の内部には、神経(歯髄と呼ばれるゼリー状の組織)があります。むし歯が大きかったり、歯が割れてしまった場合、神経は口の中が交通し、口の中のばい菌に侵されてしまいます。

すると、冷たいものがしみたり、歯茎が腫れたり、時には夜も眠れないほどの痛みを感じてしまうことも少なくありません。

このような状態になってしまったら歯の神経を取り除き、内部をきれいに消毒して、症状を改善し歯の健康を維持できるようにする、これが根管治療です。

1
図:歯の内部にある“歯髄”と呼ばれる神経。神経は歯の根の内部を通り、根の先端を交通しています。

 

5
図:根の内部に入り込んだ生ゴミのような汚れ。

1-1. 根管治療は歯の寿命を左右する

根管治療が必要になってしまった歯の汚れはかなり進んでいます。

人間の体に例えると、進行ガンです。根管治療を行う歯は、歯の進行ガンに侵されていると言っても過言ではないでしょう。進行ガンの手術は、患者さんの命に関わるのと同じように、根管治療は歯の健康、寿命に大きく関わります。

1-2.根管治療の難しさ

根管治療は、日常的に一般の歯科医院で行われていますが、実は多くの歯科医が苦手としている非常に難しい治療です。

理由は、根の内部を肉眼で確認することが困難だからです。想像してみてください。口の中の小さな歯の、そのさらに内部です。

“プロだからできて当たり前!”と思われる方もいらっしゃると思いますが、そうではありません。筆者の知人である歯科医師の多くから、根管治療の難しさをよく耳にします。それほど、根管治療は難しいのです。

また、根の内部は、網の目のように複雑な形をしているため、一度入り込んでしまった汚れを取り除くことは、これも非常に困難です。
このように根管治療は、とても難しい治療である、と言わざるを得ません。

7
図:歯の内部は網目状の形をしている

1-3.日本の根管治療の成功率の低さ

1-3-1.成功率の低さ

日本は、根管治療において欧米先進国の中でも際立って成功率が低く、再治療が多いと言われています。

サイト監修

小野澤 彰(歯科医師)/ 歯科オノザワ院長

  • 1996年 東京歯科大学卒業
  • 1996~1998年 東京医科歯科大学研修医
  • 1998~2002年 大西歯科勤務
  • 2002年4月1日 歯科オノザワ開院

おすすめ記事のまとめ

最新記事一覧

SNSで更新情報をチェック!