歯周病は人から人へうつる感染症!原因と予防法を徹底解説

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「歯周病は人から人へうつる」と聞いて、不安になる方も多いのではないでしょうか。歯周病は歯垢(プラーク)の中に含まれている『歯周病菌』が歯肉に感染し、歯の周りに炎症が起きる病気です。

しかし、正しい知識があれば予防することもでき、たとえ発症しても最善の治療によって歯周病の進行を食い止め、遅らせることができます。

ここでは、歯周病感染の原因と予防法について説明しますので参考にしてみてください。

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1.歯周病は人から人へうつる感染症

歯周病は、お口の中の細菌による感染症です。歯周病の原因である細菌は、人から人へうつると言われています。細菌は唾液を介してうつるため、歯周病に罹患している人とキスや食器などを共有することにより感染する可能性があります。但し、細菌が感染したからといって必ずしも発症するとは限りませんので安心して下さい。感受性や全身状態、口腔清掃状態、ストレスなどの2次的な要因とからみあって症状が現れると言われています。

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歯周病細菌の顕微鏡画像です。

2.大切な人へうつさないようにするには

歯周病の直接の原因は、歯磨きが充分でないために歯の周りに着く歯垢(プラーク)に含まれる細菌です。何よりも大切なことは、お口の中を常に健康に保つことです。

2-1.毎日のブラッシンッグ

常にお口の中を健康に保つためには、やはり歯磨きです。

その中でも、自分のお口の中の状態に合ったブラッシング方法を身につけることが大切です。磨き残しがあると、歯垢が残ったままになり歯周病菌が繁殖しやすくなりますので、自分にあった歯磨き方法がわからない方はかかりつけの歯科医医院へ相談してみてください。

2-2.定期的な歯科医院への受診を

お口の中の状態を定期的にチェックして貰い、何か変化があった時は直ぐに対処することも大切です。お口の中の状況は年齢や環境、働き方によっても変化するものです。今は、何も症状がなくても、ライフスタイルによってお口の中の状態は変化しますので、定期的に専門家にみてもらいましょう。

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