また、スペースが狭いと、斜めに生え歯並びに影響が出る場合も考えられますので、歯科医院で、歯の生えてくるスペースを確保することが必要かどうか確認してもらいましょう。
3.乳歯が抜けそうな時の注意事項
3-1.手で触らない
乳歯が抜けそうな時、気になって子供は手で触りたくなりますが、手についている細菌が感染することで、歯茎が炎症することも考えられますので、触らないようにしましょう。
保育者が触ることもできるだけさけ、どうしても触って確認する場合は手洗いをきちんとおこなってからにしましょう。
3-2.舌で触らない
ぐらぐらしていると気になって舌で押しつけたり、吸ってみたりと、ついつい気になりますが、過度な力をかけることで、痛みがでる場合もありますので、舌で触らないように伝えることも大切です。
どうしてもきになる場合は、早めに歯科医院に行くことをおすすめします。
3-3.口の中に傷ができていないかチェック
ぐらぐらしてると、舌や唇に傷ができることもあります。
歯のかけらが歯茎に刺さっていることもありますので、きれいに手を洗い、お口の中をチェックしてみてください。
血がでていたり、歯茎が白くなっていたり、腫れているようであれば、歯科医院を受診しましょう。
4.乳歯がぬけたら
もし、自宅にいるときに乳歯が抜けた場合、ガーゼやティッシュを3cm程度のサイズに丸め、抜けた歯の周りの歯茎を圧迫します。
ガーゼやティッシュを噛んだ状態で5分ほどすれば出血はとまります。
それでも止まらない場合は、もう5分噛んでみて、それでも止まらない場合は、歯科医院へ行きましょう。
抜けた乳歯は乳歯ケースで保存
最近では、乳歯をへその緒と一緒に保存できるケースなども販売されています。
乳歯を保管できる乳歯ケースで、お子様の成長と思い出として、保管されるのもよいでしょう。
乳歯ケースについて詳しくは「おすすめ乳歯ケースと抜けた乳歯をきれいに保存する方法」をご覧ください。
まとめ
乳歯が抜けそうで抜けない、または全く抜ける気配がないなどのわからないことがあると、不安になることもあると思います。
子供の成長や、乳歯の生え変わりの時期には個人差もありますので、「早い」「遅い」「抜けない」と不安な時は、小児専門の歯科医院もありますので、気軽に相談してみてください。
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