歯科衛生士が教える歯磨き方法!時間/回数/タイミング

力の入れ具合は、ブラシの毛先が歯と歯の間に留まる程度で、開きすぎてもダメ、歯と歯の間に入っていないのもダメです。

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2-2.歯ブラシの当て方動かし方

大きく強く動かすと歯と歯の間にブラシの毛先が届かず、磨き残しが多くなります。

また、歯ぐきが磨り減りをおこして歯ぐきが下がったり、歯が削れる原因にもなりますので、歯を2本づつ磨くことを意識して
動かしてみてください。

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奥歯:歯ブラシの全面を使用して2本づつ磨くように動かします。
前歯:歯ブラシを縦にして1本づつ磨きます。前歯の裏側は歯ブラシを縦にしてかかとの部分を使用して磨く歯と歯ぐきの境目:歯ブラシのわきの部分を使用して磨く。

2-3.磨く順番

大切なのは、磨く順番です。どこから磨いてもいいですが、上や下を適当に磨くのではなく、ひと筆で磨けるように工夫して磨いていきましょう。

嘔吐反射などで歯磨きが苦手な方は、下の舌側が一番辛いので、まずはそこから磨いていくと良いでしょう。

2-4.歯垢(磨き残し)が多い場所

磨き残しの多い部位は、大きく分けて3箇所あります。歯ブラシを当てる時に3つの部位を意識しながら磨くと良いでしょう。

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1:歯と歯の間
2:歯と歯ぐきの境目
3:奥歯の噛み合う面

2-4.歯ブラシ交換の時期

歯ブラシの毛先が開いていたら交換時期です。また、最低でも1ヶ月に1回は交換するようにしましょう。

歯磨きの時、力強く磨いている人や柔らかめの毛の歯ブラシを使っている人は早めに毛先が開いてきますので、注意が必要です。

2-4.

2-5.歯磨き粉の選び方

2-5-1.研磨剤が少ないもの選ぶ

歯磨き粉に使用される研磨剤は、リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等です。

全く配合されていないものもありますが、歯みがきは歯を削ることが目的ではありませんので、過度に研磨剤が配合されているものは注意が必要です。

2-5-2.薬用成分が配合されているものを選ぶ

虫歯予防か歯周病予防かによって、薬用成分が異なります。自分にあった成分が入っている歯みがき粉を選ぶと良いでしょう。

虫歯予防でよく使われる成分:フッ化物(フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズ)
歯周病予防でよく使われる成分:クロルヘキシジン、塩化ナトリウム、塩化リゾチーム

2-5-3.歯みがき粉の使用量

フッ素配合の歯みがき粉を使用する場合は、歯ブラシに2cmほどの歯磨き粉を使用しましょう。

多く使用することでお口の中にフッ素が停滞します。フッ素は虫歯予防効果が期待できる成分です。

※フッ素をできるだけお口の中に高濃度で作用させるためには、歯ブラシを濡らさずに使用することをお勧めします。
歯ブラシを濡らした時に、フッ素の濃度が薄まってしまうからです。

2-5-3

虫歯予防の歯磨き粉の選び方について、詳しくは【虫歯予防に効果的な歯磨き粉はどれ?選び方とオススメを紹介】をご覧ください。

3.自分に合った歯ブラシ選びを

せっかく正しい歯磨き習慣を身につけても、自分に合っていない歯ブラシを使用していると磨く時間がかかってしまったり、磨き残しができたりしてしまいます。

自分のお口の状態に合った歯ブラシの選び方は、担当の歯科衛生士に相談してみてください。

歯ブラシの選び方について、詳しくは【歯科衛生士が選ぶ!おすすめ歯ブラシと選び方を目的別に解説】をご覧ください。

まとめ

正しい歯磨きの方法を知ることで、効率よくお口の環境を整えることができます。

同じ時間をかけて歯磨きをしているのなら、きれいになった方がいいですよね。
そのためにも正しい磨き方と補助的な清掃用具の活用、自分にあった歯ブラシ選びができることも大切な要素です。

時間や回数に捉われず、まずは磨く順番を決めることから始めてみてください。それだけでも、きっと磨き残しが減るでしょう。

Author: 塚本 千草(歯科衛生士)

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