歯科衛生士が教える!歯間ブラシの正しい使い方

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歯間ブラシを正しく使えているか不安な方も多いのではないでしょうか。

歯茎が炎症を起こしていたり、歯間ブラシの間違った使い方によって歯茎を傷つけてしまうと、歯茎から出血することがあります。

毎日、正しく使っていれば炎症とともに出血も治まってきます。ここでは、歯茎を傷つけることなく、効率よく汚れを落とせる歯間ブラシの使い方についてまとめます。ぜひ、参考にしてみてください。

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1. 歯の隙間に合ったサイズ選びを!!

歯間ブラシで効率よく汚れを落とすためには、まずはサイズ選びが大切です。歯の隙間に合ったサイズの歯間ブラシを使うことで効率よく汚れを落とすことができます。サイズが合っていなければせっかく歯間ブラシを通しても汚れを落とすことができません。

おすすめ歯間ブラシやサイズについて詳しくは【歯科衛生士が紹介!おすすめの歯間ブラシと選び方

また、歯の隙間がそれほどないところは、デンタルフロスを使用した方が良いでしょう【もう迷わない!おすすめのデンタルフロスと選び方

どちらを使用して良いのかわからない場合は歯科医院を受診することをおすすめします。歯科衛生士が歯の状態にあわせて、どちらの清掃道具が最適が選んでくれます。

2. 歯間ブラシの正しい使い方

歯間ブラシは1日1回、就寝前の歯ブラシ後に使うことが効果的です。

虫歯のできやすい歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは全体の約61%しか除去できていないとの報告があります。

しかし、歯ブラシ後の歯間ブラシの使用で歯垢除去率は約85%まであがります。

虫歯の90%は歯と歯の間から。そして歯周病も歯と歯肉の間のプラークが原因で起こります。お口の中の健康のためには歯ブラシで届かない部分のケアがとても大切になってきます。

2-1. 前歯の場合

前歯の歯茎はとてもデリケートです。隙間にゆっくりと挿入します。歯茎に当たらないように、上の前歯は上から下へ挿入するように、下の前歯は下から上へ挿入するようにします。

そして、やさしく数回前後に動かします。完全に抜かない程度に歯に当たってるのを確認しながら動かします。

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