歯間ブラシの選び方について、詳しくは「歯科衛生士が紹介!おすすめの歯間ブラシと選び方」をご覧ください。
3-4.歯茎が痩せてきた場合
鏡で見てみると、なんだか昔よりも歯茎が痩せてしまっている、食事の後、歯の間にいつも残ってしまうと気になる方もいるのではないでしょうか。
歯茎が痩せてくる原因にはさまざまな要素がありますが、痩せている歯茎では、歯との隙間ができてしまい、どうしても汚れが詰まりやすくなるものです。
爪楊枝などを使用すると歯茎を傷つけることもありますので、携帯に便利な歯間ブラシで優しく汚れを取り除いてください。
使用頻度は、気になる食後や、寝る前など、1日2回程度を習慣化することをお勧めします。
歯と歯茎の隙間の状態によっては、歯間ブラシとよりもデンタルフロスの使用が必要な場合もありますので、かかりつけの歯科医院で相談して見てください。
4.歯間ブラシの取り替え時期
歯間ブラシの取り替え時期は、1~2週間くらいを目安に交換してください。
しかし、それまでに毛束が少なくなり、ワイヤー部分が見えてくるようでしたら、早めに取り替えましょう。
劣化したものを使用していると、汚れを取り残してしまう原因になります。正しく使い、適正なサイズを使っていれば、劣化しにくです。
ただし、劣化していなくても清潔面などを考え、2週間くらいで交換して清潔な歯間ブラシを使いましょう。
5.歯間ブラシのサイズ
歯間ブラシには、SSSS,SSS,SS,S,M,L,LLサイズまでの7段階があります。
また、その種類もメーカーによってサイズの大きさはそれぞれ違います。歯科医院でSサイズと言われても、ドラックストアで購入したSサイズがサイズが違うと言うこともあります。
汚れをきれいに取り除くためには、自分にあったサイズを知ることも大切です。
歯間ブラシのサイズについて、詳しくは「歯科衛生士が紹介!おすすめの歯間ブラシと選び方」をご覧ください。
6.歯間ブラシ使い方
6-1.前歯の場合
前歯の歯茎はとてもデリケートです。隙間にゆっくりと挿入して、歯茎に当たらないように動かしましょう。
上の前歯は上から下へ挿入するように、下の前歯は下から上へ挿入することで歯茎を傷つけず挿入することができます。
そして、やさしく数回前後に動かします。完全に抜かない程度に歯に当たってるのを確認しながら動かしましょう。
6-2.奥歯の場合
奥歯は見えにくく、歯間ブラシの挿入が難しい場合もあります。
お口をあまり大きく開けずに頬側から歯に沿って挿入することでスムーズに使えます。
歯茎に当たらないように、上の奥歯は上から下へ挿入し、下の奥歯は下から上へ挿入するようにしましょう。鏡を見ながら角度に気をつけて使いましょう。
歯間ブラシの使い方について、詳しくは「歯科衛生士が教える!歯間ブラシの正しい使い方」をご覧ください。
7.おすすめ歯間ブラシ
やわらか歯間ブラシ
ゴムでできていてワイヤーを使用していないため歯茎にも被せ物にも優しいタイプです。初めて歯間ブラシを使用する方におすすめです。また、ゴム製でできているため、歯茎のマッサージ効果も期待できます。販売:小林製薬
商品:やわらか歯間ブラシ L型 (16本入り)
価格:453円
DENT.EX
超合金SAワイヤー採用で折れにくく、110°アングルと85mmホルダーが高い操作性を確保。耐久性もよく、長く愛されている商品です。ほとんどの歯科衛生士がおすすめする商品です。4SからLLまで7サイズの豊富なラインナップであらゆる歯間に対応します。
販売:株式会社ライオン
商品:DENT.EX(4本入り)
価格:540円
その他のオススメについて、詳しくは「歯科衛生士が紹介!おすすめの歯間ブラシと選び方」をご覧ください。
まとめ
歯間ブラシの使用頻度は、毎食後の使用がおすすめですが、外出先などで使用できないこともありますので、1日1回は使用するように習慣化していきましょう。また、夜寝ている間が特にお口の中の汚れが繁殖しやすいですので、寝る前の歯間ブラシ習慣からはじめて見てください。また、歯間ブラシにはたくさんのサイズがありますので、まずは歯科医院でご自身にあった歯間ブラシを選んでもらい、正しい使い方で効率よくお口の中をきれいに保って行きましょう。
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