インプラント治療を選ぶ前に知っておくべきデメリット

歯の治療

インプラント


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インプラント治療を考えているけど、どんな治療なのかしっかり理解できず不安に思う方も多いのではないでしょうか?中には、「説明をきちんと聞きたいけれど先生も忙しそうだし…」と言われるがままインプラント治療を決めたという方もいるかもしれません。

インプラント治療は失った歯を、本物の歯のような見た目と機能を取り戻すことができる注目の治療法ですが、メスを使う外科手術が必要なためリスクやデメリットがあるのも事実です。

しっかりと理解したうえで治療をしないと、のちに思わぬトラブルにもなってしまいます。
そこで今回は、インプラントのデメリットについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

1. インプラント治療のデメリット

1-1. 外科手術が必要

インプラントは外科手術を伴うため、手術自体の程度にはよりますが、一般的な手術に伴うリスクはあります。

何本もインプラントを入れたり、組織の移植を伴うような大きなケースでは、術後の腫れや出血、痛みが出る可能性もあります。

一方で、簡単なケースの場合では日帰りで短時間の手術で済む場合もあります。

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1-2.重度の内科疾患や糖尿病や骨粗鬆症は出来ない場合がある

また、外科手術を行うため、重度の内科疾患や、骨に影響のある疾病(糖尿病や骨粗鬆症)があるかたの場合手術が困難な場合があります。

その他、ヘビースモーカーや金属アレルギーのある場合もリスクが高くなり治療が困難となるケースもあります。

1-3. 基本的には保険診療ではできないので高額となる

歯科用インプラント治療は器具の値段も高く、現行の日本の保険制度では保険診療の適用は残念ながら原則的にはありません。

しかし、先天的な病気などで歯を失ってしまった場合などごく一部のケースでは大学病院などの指定医療機関で保険診療としてインプラントを行える場合もあります。

海外では、年齢に応じて歯科用インプラント治療に保険が適応される国もあり、その制度は国ごとによって様々です。

1-4. 治療期間が長い

歯科用インプラントは人工歯根を顎の骨に入れたあと、人工歯根のチタンと骨がくっつくまで3ヶ月~半年程度の時間が必要です。

骨とインプラントがくっついてから自分の歯と同じようにかぶせ物を作り、歯として機能します。

くっつくまでの間は、仮歯を入れられる場合もあります。

1-5. インプラントがくっつかない人もいる

インプラントを顎の骨に入れたあと、全てのインプラントがそのまま着くわけではありません。

何らかの原因で入れたインプラントがくっつかず抜けてしまうことがあります。

たとえばあごの骨の血流量が少ない人や、骨の状態が脆かったり、逆に骨がガチガチにかたすぎたりと様々な理由があります。

もしくっつかなかった場合は骨の回復を待ってから、再度チャレンジするか、インプラント以外の方法にするか考える必要があります。

1-6. 歯周病になることも!長持ちさせるにはメンテナンスが必要

インプランドは自分の歯と同じように歯周病になることもありますし、パーツをネジなどで止めているケースもあるので緩んでくることもあります。

定期的にクリーニングと検診を受けて長持ちさせることが大切です。

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1-7. 医院によって価格設定がさまざま

一口にインプラント治療といっても、医院によってその額はさまざまです。

また、治療方法や使っている器具にも多種多様なメーカーがあり、各メーカーごとに特徴や、器具の互換性がありますから、もしご自身がインプラント治療を受ける際は、そこの医院の治療方針や器具についても詳しく確認することが大切です。

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2. インプラント治療のメリット

2-1. 見た目が天然歯とほぼ変わらない

インプラントは歯根部と歯冠部分からなり、歯と同じような構造をしています。

ケースにもよりますが、適した処置を行うことで、ほとんど自分の歯と同じ外観を取り戻す事も可能です。

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2-2. 自分の歯(天然歯)と同じようにしっかりと噛んで食事することができる

多くの歯を失った場合、その後その部分で噛むためには、いわゆる取り外し式の入れ歯か、インプラント治療を選択することになります。

それぞれにメリット・デメリットはありますが、咀嚼力という観点では、インプラント治療が優れています。

入れ歯で回復できる咬合力は、自分の歯の数十%と言われていますが、インプラント治療ではほぼ自分の歯と同じように噛むことが出来ます。

2-3. 隣の歯を傷つけることなく治療が可能

少数歯欠損の場合、ブリッジとインプラントを選ぶことになります。

ブリッジは隣の歯を削り、連結した一体のかぶせ物を作ることによって失われた歯の部分にダミーの歯を入れます。

一方でインプラント治療は隣の歯に手を加えることなく失われた歯の部分だけを作ることが可能です。

こうして隣の歯を保存してあげることで、隣の歯もそのままの状態を保てますし、噛み合わせも大きく変わることなく、失った歯を作り直すことが可能になります。

2-4. 咬む力がよみがえり、アンチエイジングにもなる

顔の筋肉にもトレーニングが必要です。自分の歯が残っている人は毎日食べ物をしっかり噛むことで、顎の筋肉を動かしています。

これが実は知らず知らずのうちにあごの筋肉にとってはトレーニングになり、健康な顔を保つことが出来ています。

一方で、歯を失った人は。噛む力が衰えるため、顎の筋肉に十分なトレーニングが出来ず、筋肉が痩せてきます。そうするとしわやたるみの原因にもなってくるのですね。

2-5. あごの骨の健康も保ってくれる

あごの骨は非常に特殊な骨で、噛む力をきちんと受けていないとやせ細ってくる場合があります。

多くの研究で噛む力が顎の骨に与える良い影響が言われています。

インプラント治療は歯が顎の骨に与えていたのと同じような適度な刺激をあごの骨に伝えてくれます。

このおかげであごの骨も痩せずに若い時のままを保つことが出来ると言われています。

まとめ

インプラントはとても優れた治療です。しかしどんな治療にも良し悪しはあります。
患者さん一人一人のお口の中や、全身の健康状態もひとそれぞれ様々ですきちんと医師の説明を聞いて、自分にあった治療と、それぞれの治療のメリット・デメリットを正確に知ることが大切ですね。

Author: 古屋英敬(歯科医師/歯学博士)

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