歯茎が下がる原因と対処法について徹底解説!

 

広告

3. 歯磨き下がりを予防する方法

3-1. 歯磨きの仕方を見直しましょう

歯茎が下がってしまう多くの原因は歯周病や過剰なブラッシング圧です。

歯周病予防としてはブラッシングが必須です。歯茎や口の中に合った歯ブラシや補助的清掃用具を使用して下さい。

 

3-2. 歯茎さがりが気になる人へおすすめの歯ブラシ

07

販売:株式会社ライオン
商品:DENT EX systema44M
価格:300円

08

スーパーテーパード毛が、傷つきやすい歯茎にも優しく、汚れもキレイに取り除きます。
また、歯茎のマッサージ効果も期待できるため、歯茎の血行をよくします。
歯茎へのストレスも抑えられ、やさしい磨き心地です。
スーパーテーパード毛ではストレスが最小に抑えられ、歯肉にやさしく安全な磨きごこちです。

 

3-3. 歯茎下りが気になる人へおすすめの歯磨きジェル

09

10

販売;株式会社ウェルテック
商品:リペリオ
成分:OIM加水分解コンキオリン(湿潤剤)・塩化ナトリウム(薬用成分)・ビタミンE(抗酸化剤)・生薬(清涼剤)

歯肉を活性化し、歯周組織の回復を助ける歯みがき剤です。

表層タンパク質を凝固することで、組織内部における生体の修復を促し、そして、血行促進することで組織の代謝を活発にする歯肉活性化歯みがき剤です。

歯ブラシに適量をとり、主に歯ぐきを中心にブラッシング(マッサージ)してください。

その後、軽くすすいでください。

 

4. 下がった歯茎を戻す方法

下がった歯茎を戻す方法はいくつかあります。いずれも保険適応はありませんので、自費の診療となります。

また、歯茎や歯を支えている骨の状態によっては、治療ができない場合もあります。

 

4-1. 歯茎を移植する方法   CTG(結合組織移植術)FGG(遊離歯肉移植術)

歯茎が下がっている部位に、他の歯茎の組織をもってきて、移植する方法です。

歯茎の組織の持ってくる場所によって2種類の方法があります。

  • 費用相場:50,000円から150,000円、範囲によってもことなります。
  • 期間:手術自体は2時間程度で終わりますが、歯茎が定着するまでは2ヶ月から6ヶ月かかる場合があります。
  • メリット:自分のお口の中の組織をもってくるので、定着もよく、審美的にも改善されます。
  • デメリット:組織の色の違いがでる場合や、移植後も退縮する場合もあります。
  • 注意点:専門的な治療のため、歯周病専門医の医院へ行かれることをおすすめします。

 

 4-2. 歯槽骨を再生させる方法(GTR法)

歯茎が下がる原因は歯周病で骨がなくなることが原因。なので、骨を作ることで歯茎がさがっている位置を正常に戻すのが、GTR法(組織再生誘導法)です。

骨には人工骨を使用します。

  • 費用相場:10万から30万で、手術に付随して歯茎や骨の再生を促す薬剤を併用する場合によっても費用は異なります。
  • 期間:手術自体は2時間程度で終わりますますが、骨が定着するまでに4ヶ月から6ヶ月かかるため、最終的な状態には、6ヶ月から1年ほどの期間を目安にするとよいでしょう。
  • メリット:骨から再生していくので、骨の定着がよければ歯茎も綺麗に再生されます。
  • デメリット:骨の定着量が少ない場合は、歯茎の再生も期待通りにいかないケースもあります。骨の再生を行うため期間が長いこともデメリットです
  • 注意点:専門的な治療のため、歯周病専門医の医院へ行かれることをおすすめします。

 

5. そのままにしていたらどうなる?

歯茎が下がっている状態を放っておくと、冷たいものがしみることがあります。(知覚過敏)

そのまま放置していると、温かいものもしみたり、痛みを感じるようになったりと、歯に悪影響を及ぼします。

また、過剰なブラッシングでも同様に、歯茎が下がり知覚過敏を起こす原因になります。

 

まとめ

日頃から歯磨きをすることはとても大切ですが、一生懸命歯磨きを行う余り、過剰なブラッシング圧になってしまっては歯肉を下げてしまう原因になります。

また、歯茎が下がっている多くの原因は歯周病ですので、歯周病かなと思ったら歯科医院で相談してみましょう。

歯茎を再生する手術は症状によってできるケースとできないケースがあります。かかりつけの歯科医院や歯周病専門医に相談をして、お口の状態にあった治療をうけましょう。

Author: 吉田 葵(歯科衛生士)

広告