歯を守る!唾液の8つの働きと自分でできる唾液を増やす方法

また、緩衝作用や再石灰化作用の働きが少ない分、虫歯予防のための力が少なくなることも考えられます。

唾液が少ない原因や唾液の増やし方について、詳しくは「唾液が少ない!口が渇く9の原因と唾液の分泌を増やす方法」をご覧ください。

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3-3.よく噛んで唾液を増やす

唾液を増やすためには、まずはよく噛む事です。1口30回噛むことが推奨され「噛ミング30」カミングサンマル というキャッチフレーズがあります。

3-3-1.噛むことの利点

1 乳幼児がさまざまな食品を食べる際に20~30回噛むと安全に飲みこむことができる。

2 生え替わり時によく噛むと歯の発達がうながされます。

3 よく噛むことで早食いや食べすぎを防ぎ、食欲を抑制するホルモンが分泌され、薄味や、少量でも満足感が得られることで肥満予防につながります。

4 ものを噛む機能を維持し、高齢者のもちなどを詰まらせる事故を防ぎます。

5 よく噛むことで細かく粉砕されて唾液とよく混ざり、おいしさがひきだせます。

3-3-2.よく噛むためのヒント

1 ひと口、30回噛む

2 右側で10回、左側で30回噛む

3 食べ物の形がなくなるまで噛む

4 ひと口、30秒噛む

5 飲み込もうと思ったら、あと10回噛む

6 ひと口食べたら、はしを置いて噛む

7 食べ物が口の中にある間は飲み物を飲まない

8 ひと口の量を少なくする

9 口の中にある食べ物を飲み込んでから、次の食べ物を口に入れる

引用:第2次いきいきプラン健康かまがや21より

よく噛むことについて、詳しくは「よく噛むことのメリットはこれだけある!」をご覧ください。

4.唾液がよく出る食べ物

唾液がよく出る食べ物の例をあげますが、虫歯の予防や体調管理には、唾液がよく出る食品の選択と同時に、食事のバランスを考えることが大切です。

また、食材には、唾液を多く出す効果があるわけではありません。よく噛むことで結果として唾液が多く出ることを念頭においてください。

4-1.硬い食べ物

硬い食品や歯ごたえのある食べ物を食べると唾液が多く出てきます。また、食材を少し大きめにカットするなどの工夫でも噛む回数が増え、唾液がたくさん出ることがわかっています。

硬い食べ物

スルメ、煮干、ナッツ類、ビーフジャーキー

4-2.繊維質の食べ物

繊維質の食べ物も、自然と噛む回数が増える食材です。噛む回数が増えることで、唾液がたくさん出ることが期待されます。

繊維質の食べ物

キャベツ、ニンジン、ケール、セロリ

4-3.酸味のある食べ物

酸味のある食材は、酸味が唾液の分泌を促します。レモンや梅干しを想像するだけで唾液が出てくる経験をされた方も多くいると思います。

酸味のある食べ物

レモン、梅干し、クランベリー、ワインビネガー、柑橘系の果物

まとめ

唾液の働きを知ることで、「よく噛んで唾液を出す」ことの大切さが理解できましたでしょうか。唾液には、歯を守る働きが多くあります。また、食べ物を食べやすくしたり、飲み込みやすくすることも助けてくれます。

唾液がたくさん出ることで、食事も楽しみ、会話もはずみ、健康的な生活を目指してもらえると嬉しいです。

歯科医院によっては、唾液の検査で、自分の唾液の状態を知ることもできますので、かかりつけの医院に相談してみてください。

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