入れ歯にしてから口臭が気になる方も多いのではないでしょうか。
入れ歯は汚れが付着しやすく、不潔になると口臭の原因となりやすいのです。しかし、正しい方法でちゃんとお手入れをしていれば口臭は改善します。
今回は正しい入れ歯のお手入れ方法を歯科衛生士が解説します。
広告
目次
1. 入れ歯の口臭を起こさないための対処法
1-1. 入れ歯をしっかりお手入れする方法
入れ歯をお手入れする際、どの様にしたら良いか迷われているかたも多いと思います。
こちらではお手入れの方法についてまとめていきます。
1-1-1. ブラシでしっかり汚れを落とす
入れ歯に付着した汚れは口の中と同様、プラーク(細菌)が原因です。プラークはうがいでは取れません。流水下で入れ歯専用ブラシを使用し洗います。
部分入れ歯はクラスプ(針金)やその周辺に汚れが停滞しやすいので忘れずにブラシで洗います。
入れ歯専用ブラシ
販売:松風
商品:ラクシデント 義歯清掃用ブラシ
価格:640円
1-1-2. 入れ歯洗浄剤の使い方
入れ歯の材質の大半はレジン(プラスチック)です。プラスチックは使用しているとにおいを吸収してしまうのが特徴です。吸収されたにおいは口臭の原因になります。入れ歯のにおいは入れ歯洗浄剤で取り除く事が可能です。一般的な入れ歯洗浄剤は、夜寝てる間に浸けておくものが主流です。部分入れ歯や金属床を使用している方は防錆剤が入ってる洗浄剤を選ぶと良いと思います。
1-2. おすすめのホームケアグッズ
1-2-1. フィジオクリーンキラリ。
入れ歯洗浄剤「フィジオクリーン キラリ 錠剤」で洗浄する際は、40℃くらいのお湯に1錠を溶かし、入れ歯を浸け置き洗いします。入れ歯保温洗浄容器を併せて使用すると、より効果的です。洗浄後は良くすすぎ、洗い流してください。
成分中の二酸化チタンによりバイオフィルムやカンジダ菌の繁殖を防ぐと共に脱臭効果が期待できます。酵素系漂白剤により変色を防ぎます。
- 1
- 2