歯を白く保ち虫歯を防ぐ!エナメル質を育てる方法

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歯のエナメル質ってよく聞くけど、実際にどんな働きをしているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。虫歯はエナメル質が溶け出すことから始まるため、虫歯にならないためにはまずはエナメル質をケアすることが重要です。また、白い歯を保つのにもエナメル質のケアは欠かせません。今回はエナメル質をケアして育てていく方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

1. エナメル質を育てる方法

乳歯のエナメル質は結晶が小さく、永久歯に比べて厚みも半分ほど。また、生えたての永久歯も結晶構造が荒く脱灰しやすいといわれています。大人の歯でもエナメル質についた傷の修復は可能です。

1-1. 脱灰と再石灰化

お口の中が酸性に傾くとエナメル質からカルシウムやリンが溶け出しますが(脱灰)、PHがもとに戻るとだ液の中のカルシウムやリンは再び歯の中に戻っていきます(再石灰化)。この脱灰と再石灰化のバランスが崩れるとエナメル質からカルシウムやリンなどのミネラル成分が失われ、エナメル質の表面は粗く脆くなってきます。

1-2. 脱灰を防ぐには

お口の中が酸性に傾く原因を取り除きましょう。

第一には歯についたプラークを取り除くこと。プラークの中で細菌は酸を作り、やがてバイオフィルムという強固な膜を作って、エナメル質の脱灰が進みます。

また酸性の食べ物や飲み物による脱灰を防ぐには、飲んだり食べたりする回数を減らしたり、摂取後すぐはエナメル質の表面が柔らかくなっているので30分ほど歯磨きはせず、うがいをしたり、ガムをかんだりして、だ液の出をよくするのが効果的です。ガムはもちろんシュガーレスのものを。キシリトールガムは特にプラークを作る細菌を減らし、プラークを柔らかく取り除きやすくする作用もあることがわかっています。

1-3. 再石灰化を助けるには

だ液の中に溶けだしたカルシウムやリンは、フッ素の助けがあるとエナメル質の中に戻りやすいということがわかっています。歯磨き粉はフッ素入りのものを使いましょう。歯科医院での定期的なフッ素塗布も効果的です。

だ液の中にミネラルを補給するのも有効です。ポスカムやリカルデントなどガムの中の有効成分には再石灰化を助ける作用があるとうたわれています。

1-4.エナメル質の成分を補給する

エナメル質の表面についた細かい傷を埋めるためにエナメル質と同じ成分を配合した歯磨き粉も、売り出されています。ハイドロキシアパタイトの細かい粒子がエナメル質の細かい傷を埋めていきます。

また、乳歯や生えたての永久歯のエナメル質は初めから固くなく、時間をかけて固くなっていきます。ハイドロキシアパタイトの成分である、リン酸カルシウムがエナメル質の石灰化を助け、つるつるの歯に育てるといわれています。

2. エナメル質を損なう原因

エナメル質は体の中で一番固い組織。水晶と同じぐらいの固さがありますが脆くもあります。
色々な原因で傷ついたり、損なったりします。

2-1. 虫歯

エナメル質を損なう一番多い原因は、お口の中の細菌が出す酸によってエナメル質が溶けて穴が開いてしまう虫歯です。

エナメル質を形成するハイドロキシアパタイトはリン酸カルシウムという成分からできています。エナメル質は酸にさらされると、リン酸や、カルシウムがイオンとなってだ液の中に溶けだしていきます。

この現象を脱灰といいます。

2-2. 酸蝕歯

身近な食べ物や、飲み物でも脱灰が起きる事が知られています。

健康のためにお酢を飲んだり、フルーツを美容のために食べる習慣があったり…繰り返し酸性のものにさらされるとやはり脱灰が起き、エナメル質が損なわれます。

2-3. 行き過ぎたケアによる損傷

荒い研磨剤による歯磨きでエナメル質の表面に細かい傷がつくことがあります。

タバコのヤニ取りなど歯の着色除去用の歯磨き粉の中には、荒い粒子の研磨成分が入ったものもあります。エナメル質の表面に無数の傷がつくと、かえって汚れが付きやすくなりますので、歯磨き粉選びや歯ブラシの選択など信頼できる歯科衛生士にぜひ相談をしてください。

3. 白い歯の輝きの正体はハイドロキシアパタイト

ニッコリ笑った口元からこぼれる白い歯。その成分はハイドロキシアパタイトという無機質でできています。エナメル小柱というミクロの単位の柱をたくさん束ねたような構造の中にハイドロキシアパタイトの結晶が入っています。

結晶そのものは半透明ですが、光の反射や厚みの差により、その下にある象牙質の色が反映され、灰白色から黄色味がかった色に見えます。この半透明の結晶がキラリと輝く歯の秘密です。

4. まとめ

虫歯予防とキラリと輝く歯のために、エナメル質の効果的なケアをあげてみました。

お口の中の状態は一人ひとりで違います。自分に合った効果的なケアは信頼できる歯科衛生士にぜひ、アドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。

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