歯磨きの磨き残しチェック!歯垢染色剤の使い方とオススメ

毎日ちゃんと歯を磨いているつもりでも、磨き残しがないか心配な方も多いのではないでしょうか。歯垢染色剤とは、歯に付いている汚れを染め出す染め出し液で、歯垢をわかりやすく染め出すことで、いつも磨き残してしまう場所などを確認することが出来、とても便利です。
今回は歯垢染色剤の使い方とおすすめ商品、歯垢の取り方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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1.歯垢染色剤とは

歯垢染色剤とは、歯に付いている汚れを染め出す染め出し液です。

汚れはプラークとよばれる磨き残しですが、歯と同じ白色や白黄色なので、見ただけではついてるかどうかわからないこともあります。

見えない汚れを歯垢染色剤で染め出すことで、汚れが残っている部分が見えるようになり、綺麗に磨けるようになります。

1-1.歯垢とは

歯垢とは、プラークとも呼ばれる汚れの塊です。

その汚れの中には細菌が存在しており、1mgに1億以上の細菌が存在すると言われています。

ただの汚れや磨き残しではなく、細菌の塊であることを理解して、汚れを取り除くことが大切です。

1-2.こんな人におすすめ

歯垢染色剤は、磨き残しがあるか不安な方や、歯並びがデコボコしている部位がある人におすすめです。

また、効率よく磨きたい方にも汚れが見えるので、的確に磨けるようになり、効果的です。

1-3.成分、安全性について

【成分】
赤色104号(フロキシン)が主に使用されています。

食品では、お菓子(あめ、焼き菓子、和洋菓子)に使用されており、農水産加工品(かまぼこ、福神漬け、たらこ、たこ、ソーセージ、ジャム、佃煮など)にも使われています。清涼飲料水、缶詰製品などの色のついてい る食品にも使われています。

【安全性】
食品添加物として認められる赤色3号、赤色104号、赤色105号、青色1号などが使用されています。

現代の医学、薬学の基準に基づき、安全性が立証されている合成色素を使用されており、摂取ではなく、塗布するのが染色剤ですので、安全だと考えられています。

2.歯垢染色剤の使い方

step1.歯ブラシで全体を磨く

まずは普段通りに歯磨きを行います。

step2.染色剤をつける

染色剤を歯の表面に塗布します。

染色剤の種類によって付け方が異なりますので、使用説明書をよく読みながら塗布して下さい。

step3.もう一度磨く

汚れが染め出された部分を磨いていきます。

この時点で赤く染まってくるところは、あなた自身の磨き残しの部分です。磨くのが苦手な部分とのいえますので、よく観察して磨けるように工夫をしましょう。

また、慢性的に汚れが残っている場合は、虫歯になる危険性もありますので、歯科医院でチェックしてもらうことをお勧めします。

step4.歯と歯の間はフロスや歯間ブラシ

歯ブラシだけではどうしても汚れが取り除けない部位もあります。それは、歯と歯の間の部分です。

赤く染め出しされている場合は、歯ブラシで無理に磨こうとするとかえって歯茎を傷つけてしまうこともありますので、自分にあった、フロスや歯間ブラシを使用しましょう

step5.もう一度染め出す

時間がある場合は、もう一度染め出しをしてみて下さい。

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