そのクセ要注意!食いしばりによる頭痛とすぐできる解消法

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なんとなくいつも頭が重い、痛い、頭がすっきりせず頻繁に鎮痛剤を服用している。などの頭重、頭痛に悩まされてる方も多いのではないでしょうか。

未病と言われる頭痛症状は 自分でも気づかない日々の癖が大きな影響を与えているのかもしれません。
その中でも無意識にしてしまう食いしばりは想像以上に体に負荷を与えていて、頭痛以外にも様々な悪影響をもたらします。
そこで今回は、食いしばりによっておこる頭痛、その他の症状の改善方法について解説します。ぜひ参考にしてください。

1.歯の食いしばりとは

食いしばりとは、無意識のうちに歯をかみしめてしまう癖です。

本来、何もしていない状態では上の歯と下の歯は触れるか触れないかの状態の噛み合わせです。

何かに集中している時や寝ているときの無意識での食いしばりの力は想像以上に強く
色々な影響を及ぼしています。

そのほとんどが、自分では気づかず、なにか症状がでてきて初めて自覚することがほとんどです。

食いしばりセルフチェック

自分が食いしばりの癖があるかチェックしてみましょう!

⬜︎ 唇を閉じたときに上下の歯がかみ合う(当たる)
⬜︎ 肩こり、首こりが慢性的にある
⬜︎ 朝起きると頬や首、こめかみがだるい
⬜︎ 耳鳴りや耳の閉塞感が普段でもある
⬜︎ 偏頭痛や頭痛の検査では異常はないが慢性的に頭が痛い、重い
⬜︎ 舌の脇や頬の内側に歯のあとがある
⬜︎ エラが張った頬の形または下の顎のラインが床に平行
⬜︎ 頬が張ってくっきりと溝のようなほうれ線が目立つ
⬜︎ 顔がこわばる、お口の周りの動きが悪い
⬜︎ 歯の山の部分や先端が磨り減って平らになっている

これらは食いしばりに見られる主な症状です。一つでも該当するものがあれば、食いしばりをしている可能性があります。

2.食いしばりの原因

食いしばりは心と深く関係すると言われています。

2-1.ストレス

ストレスの定義は様々な見解がありますが心の興奮や緊張(ストレス)は身体を興奮させる交感神経を過度に働かせ、筋肉を緊張させます。

当然口元やお顔の筋肉の緊張も引き起こし、さらに食いしばりをも引き起こし、全身の緊張へとつながるため、いろいろな影響を及ぼします。

2-2.緊張や集中

何かに集中しているとき(デスクワ-ク、運転、テレビ、ゲ-ム、スマホ。。。など)に行われる癖としてあげられます。

無意識に食いしばっているので、自分では気づきにくいですが、自分で確認する、知人や家族に見てもらうのもよいでしょう。

自分の癖を知ることが最初の対策だといえます。

3.食いしばりと偏頭痛の関係

頭痛は命に関わる病が原因になっている可能性もあります。

頭痛においては決して自己判断はせずに、まず頭痛クリニックなどの専門医で診てもらうことが重要です。

その原因は様々で予防や対策を間違えてしまうと、生命に関わることもあるので「頭痛くらい・・・」と思わず、一度しっかり専門医に診てもらうことをおすすめいたします。

ここでは特に異常もなく、いわゆる未病という症状の中の頭痛と食いしばりの関係についてお話させていただきます。

食いしばりで頭痛が起こる原因

食いしばりの状態では、噛む筋肉の負担はもちろんのこと、それを動かす筋肉まで負担がかかり色々な症状を引き起こします。

たとえば、食いしばりによって噛む筋肉は絶えず力が入っている状態です。

1日のうちに歯が噛み合わさる時間は食事なども含め、普通20分といわれているのですが、昼間はもちろん夜寝ているときは、力のコントロ-ルも出来ない状況で噛んでいるので相当な負担がかかっています。

思いっきり腕に力こぶを作ってみてください。

力を入れた状態で少し時間がたつとだんだん疲れて痛くなりますよね?食いしばりは、口腔周囲筋が常にこのような状態なので、これに関係する筋肉にも当然負担がかかります。

こめかみにある側頭筋は噛みしめるときに使う筋肉ですが 食いしばりの負担がかかりすぎると頭痛を引き起こしますことが分かっています。

その他、食いしばりは お口の筋肉に限ったものではなく全身にも影響をおよぼします。

4.その他、食いしばりによる口腔や体への悪影響

4-1.歯への影響

強い力で絶えず咬んでいると筋肉だけではなく、歯や周りの組織にも負担がかかります。

絶えず強い負担がかかっている分、歯周病リスクは高くなり、歯周病は進行しやすくなります。

4-2.歯がしみる知覚過敏、歯肉がさがる

歯は上下からの力ではなく食事の際の食いちぎる、咬む、すり合わせるなど色々な動きからの力がかかります。

また、歯並び、歯軋りなどで色々な方向からも力が加わります。

そのため歯が磨り減ってしまったり(咬耗)や歯にヒビが入ったり(クラック)することで、
歯の根元が削れて知覚過敏をおこします。

それに付随して、いつも同じ方向に力がかかっていると歯茎も痩せてきます。

4-3.噛むと痛みを感じる

歯の根は、噛む力などが直接頭の骨に響かないようにクッションの役割をもつ歯根膜で覆われています。

サイト監修

小野澤 彰(歯科医師)/ 歯科オノザワ院長

  • 1996年 東京歯科大学卒業
  • 1996~1998年 東京医科歯科大学研修医
  • 1998~2002年 大西歯科勤務
  • 2002年4月1日 歯科オノザワ開院

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