子供にできる歯の異常!中心結節で起こりやすい症状と治療法

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歯科医院で「中心結節ですね。これは珍しい歯です」と言われた。また、虫歯でもないのに子供が歯を痛がる場合、中心結節かもしれません。

中心結節は、歯の異常形態の1つですが、100人に1人の割合で現れ、現在では、治療法や中心結節に関する情報は多く、歯科医院でも安全に歯を守れるようになっています。今回は中心結節についての知識や症状に関する情報を解説していきたいと思います。

1.中心結節とは

中心結節とは、歯の噛み合わせの部分にできる突起様の歯です。

「でべそのような形状」、「鬼の角のような形状」と表現され、10歳頃の子供に発症しやすいようです。

また、通常の歯との大きな違いは、中心結節の歯では神経が歯の表面近くまできていることです。

2.中心結節になりやすい部位

中心結節になりやすい部位は小臼歯に多く、上顎の前歯にも現れることがあります。

主によくみられるのは、下顎の第二小臼歯で、100本に1本程度の割合だと言われています。

2-1確認方法

お子さんのお口の中を確認しましょう。

特に第二小臼歯の噛み合わせの部分に突起物がないか確認してみましょう。

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出展:公益社団法人ライオン歯科衛生研究所

2-2.中心結節ができる原因

歯の形態異常のほとんどの原因が解明されていません。

中心結節もそのひとつで、100本に1本程度(1~4%)の割合で出現するといわれています。

また、早期に発見できれば、歯科医院で適切な処置ができるようになってきました。

3.中心結節があると起こりやすい症状

中心結節自体が悪影響を及ぼすことありませんが、結節の中には神経が歯の先端まで来ていることが多いです。

3-1.冷たいものがしみる

通常の歯よりも神経が歯の表面近くにあるため、冷たい食べ物や飲み物がしみやすいことがあります。

また、場合によっては、空気を吸い込んだりするだけでもしみることがあると言われています。

3-2.痛みが出やすい

通常の歯よりも神経が歯の表面近くにあるため、神経に痛みを感じることがあります。

熱い飲み物を口に含んだ時などにずきずきする痛みの症状が現れると言われています。

3-3.食事の時、痛む

食事の時に、硬いものを食べたり、大きな食物を噛み切る時などに、中心結節の突起部分にあたって、痛みがでることがあります。

3-4.神経の露髄

痛みがあったりなどの症状がでやすいことがある中心結節では、万が一、突起している部分が折れてしまった場合は、神経が向きだしになることがあり、激痛に襲われることがあります。

サイト監修

小野澤 彰(歯科医師)/ 歯科オノザワ院長

  • 1996年 東京歯科大学卒業
  • 1996~1998年 東京医科歯科大学研修医
  • 1998~2002年 大西歯科勤務
  • 2002年4月1日 歯科オノザワ開院

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