【おおよその自費ブリッジの金額】
ブリッジは隣の支台の歯を含めても最低3本は必要です。ハイブリッドで3本連結の場合5万×3本=15万、オールセラミックで12万×3本=36万となります。
連結本数が増えるごとに各種本数分金額をプラスしたのが目安となります。
2-1. 自費となる歯・条件
保険が適応とならない場合、自費診療の選択となります。たとえば3番(犬歯)が欠損した場合、支台としてかかる歯は2番と4番となります。
この場合前歯(3番まで)は白い歯にできますが、奥歯は金属になるのですべて白にしたい場合は自費診療となります。
2-2. 歯科ブリッジの素材
自費ブリッジは人口の歯の素材を選択する事ができます。
種類はハイブリッドセラミック(プラスチック)・メタルボンド・オールセラミック・ゴールドがあります。特徴も様々で、金額も異なってきます。
ハイブリットセラミックはセラミックよりは安価ですが、プラスチックなでのすり減りやすい材質となります。金属アレルギーなどを心配される方、見た目を重視する方は、金属のないハイブリッドセラミック、又はオールセラミックなどがよいでしょう。
2-3. 費用総額の相場
自費の欠損歯1本のブリッジ費用総額の相場は約5万〜15万です。
この金額はブリッジの本体のみの金額であり、そのほかの診査料、治療費は含まれておりません。
また、現在歯科治療では、混合治療という保険診療と自費診療が混ざった治療は禁止されております。これは一つの歯、一つの病名に対しての一連の治療に対し保険外と保険が混合されることを言います。
つまりブリッジの被せ物だけ自費診療で診査や隣の歯の治療保険で行うことはできないのです。そうなると、上記のブリッジの金額+診査料・治療費が加算されます。
1本欠損した場合のブリッジのだいたいの総額は46万〜51万円です。内訳を以下にまとめます。
2-4. 治療後にかかる費用(メンテナンス費用)
自費のメインテナンスはだいたい5000〜10000円です。期間は約3、4ヶ月に1回です。内容は前回からの異常がないかチェックをし、PMTCという専門家による歯のクリーニングを受けます。
それにより、ブリッジを長く保つ事やその他の歯の健康の維持にも繋がるので受けることをおすすめします。
2-5. 費用に関する注意点
歯科治療は一般的に混合治療は認められておりません。
例えば、前から4番目の歯は笑った時に見えてしまうので白い被せ物にして、5・6番目の歯はあまり見えないので保険の金属で作ろう!というような事はできません。費用も歯科医院によって様々ですのでお問い合わせしてみるとよいでしょう。
また、自費のブリッジには保証期間が規定せれておらず、こちらも歯科医院によってことなります。だいたい3〜5年というのが一般的です。ですが、保証自体ないところもあるそうなので事前に確認しておきましょう。
3. ブリッジ以外の治療法との費用の比較
失った歯を補う治療法は3つあります。
- 1つ目がブリッジ。
- 2つ目は入れ歯。
- 3つ目はインプラントです(状態によって適応されない場合もあります)
保険の入れ歯の相場は約5.000円~13.000円で作ることができます(1本欠損)。自費ですと種類や大きさによってことなりますが最低でも10万以上はかかってくるでしょう。
インプラントは約30万〜40万が相場です。どの選択肢もメッリト・デメリットがありますので、それぞれご自身にあった方法を考えてみると良いと思います。
まとめ
ブリッジは保険適応の条件が複雑であり、保険の条件も更新される場合があります。
まずはなにを基準にするかを決め考えてみるとよいと思います。金額を重視するのであれば、まず保険が適応するのかどうかチェックしましょう。そこで保険が適応しない場合はブリッジを入れるより入れ歯やインプラントを入れる方が安価になる場合もあります。
見た目を重視するのであればセラミックやメタルボンドが良いでしょう。体にやさしいものを考えているのであれば、ゴールドが一番良いと思います。本記事を参考にし、歯科医院に相談してみて下さい。
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