ブリッジにしてから口臭が気になる!その対処法と原因

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歯を失った場所をブリッジにしてから口臭で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ブリッジの口臭トラブルを防ぐには、普通の歯磨きでは不十分と言われています。構造上、ブリッジをいれると汚れがたまりやすい場所も出てきて、そのままにしておくと口臭以外にもお口のトラブルを招いてしまいます。今回は、ブリッジの周りの起こる汚れの原因やその解決法についてまとめてみます。

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1. 口臭の原因はお手入れ不足がほとんど

ブリッジの入っている部位は、特殊な形状をしていて、汚れが溜まりやすいです。汚れのたまる場所は決まっていて長期間汚れが停滞していると、口臭の原因になります。

1-1. 汚れがたまりやすい場所

1-1-1. ポンティック(ダミーの歯)と歯茎の境目

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ダミーの歯と歯茎の境目の汚れは、流れが悪く、汚れが溜まりやすいです。ダミーの歯は通常の歯よりも隙間を広く作成するため、汚れも停滞しやすくなります。

1-1-2. ポンティック(ダミーの歯)の底面

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ダミーの歯の底の部分は歯茎との隙間を少し残して作成する形が多く、歯ブラシが届きにくく、一度汚れがたまるとどんどん溜まってしまいます。

1-1-3. 土台の歯と歯茎の境目

ブリッジは二つの歯を土台にして3本分の被せ物をする形をしているため、2本の歯で支えることになり、負担が大きい分歯茎の境目にも汚れが溜まりやすいです。

1-2. ブリッジの正しいお手入れ方法

ブリッジのお手入れ方法にはいくつかのポイントがあります。正しいお手入れ方法を身につけ口臭ケアを行えるようポイントをまとめます。

1-2-1. まずは歯ブラシで汚れを落とす

通常の歯ブラシで磨いてまずは汚れを取り除きます。その際に、ダミーの歯の底の部分やダミーと歯の間を意識して歯ブラシを小刻みに動かすと効率よく汚れを取り除くことができます。歯ブラシは、毛が少し柔らかめでダミーの歯の底に入り込むタイプの毛先が細くなっている(テーパード)ものがおすすめです。

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販売:株式会社ライオン
商品:DENT.EX systemaデント イーエックス システマ
価格:300円

1-2-2. 歯間ブラシを使う

ポンティック(ダミーの歯)と歯茎の境目は歯間ブラシで効率よく汚れを取り除きましょう。

歯ブラシだけで頑張っていると時間もかかります。効率よく綺麗に磨くためには、補助的用具も上手に取り入れることをおすすめします。ポイントは自分のポンティック(ダミーの歯)と歯茎の境目の大きさにあったサイズの歯間ブラシを選ぶことです。SSSサイズからLサイズまでありますので、歯科衛生士に相談してサイズを決めることをおすすめしますが、市販の商品を使う場合は、まずは、Sサイズを試してみてください。

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販売:株式会社ライオン
商品:DENT.EX 歯間ブラシ
価格:500円(4本入)

1-2-3. フロスで仕上げる

最後にポンティック(ダミーの歯)の底面の部分をフロスを使用して仕上げます。底の汚れが一番残りやすく、取りにくいため、フロスがかかせません。通常のフロスよりも太いタイプを使用して汚れを取り除くことで、口臭の予防効果も高まります。

使用には、コツがいりますが慣れると簡単に使用できます。使い方が難しい場合は、歯科衛生士のアドバイスを受けましょう。

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