歯を白くキレイに!着色やプラークを除去するエアフロー

歯の治療

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毎日しっかり歯磨きしているのに、着色汚れや歯垢で歯の黄ばみが気になるという方は多いのではないでしょうか。

そんな方に、歯科医院で行う「エアフロー」という頑固な着色汚れをジェット噴流で吹き飛ばす方法があります。
エアフローとは、特殊なパウダーを混ぜた水を、高圧エアー洗浄で歯に吹き付けて、歯の表面にこびりついたしつこい着色汚れを除去する清掃する方法です。

今回は、エアフローの効果や費用、について解説します。ぜひ参考にしてください。

1.エアフローとは

特殊なパウダーを混ぜた水を高圧エアー洗浄で歯に吹き付けて、歯の表面にこびりついたしつこい着色汚れを除去する清掃する方法です。

使用するのは炭酸水素ナトリウム(重曹)成分:炭酸水素ナトリウムの粉末です。

エアフローは機械の名称であり、歯科医院や導入している機械のメーカーで呼び名が異なります。そのほか、株式会社ナカニシ社のペリオメイト、Kavo社のプロフィーフレックスなど様々な機械があります。


引用:株式会社松風HPより


引用:Kavo社HPより


引用:株式会社ナカニシHPより

1-1.着色とは

代表的なものとして上げらるのは、タバコのヤニやお茶の茶しぶなどが着色(ステイン)と呼ばれるものです。

例えば、紅茶やコーヒー、お茶などもコップの表面に茶色くついて取れないようなことは
ありませんか?

洗剤をつけてきれいに洗っていても長く使い続けているとコップの表面がうっすらと着色している状態です。それらが歯の表面にも同じように着色するのがステインと呼ばれる着色です。

1-2.使用するパウダー

その着色を取り除くために歯科で用いられているパウダーは炭酸水素ナトリウム(重曹)成分:炭酸水素ナトリウムの特殊な微粉末です。

炭酸水素ナトリウム、別名重炭酸ナトリウムは、化学式 NaHCO₃で表わされる、ナトリウムの炭酸水素塩です。

常温で白色の粉末状で水溶液のpHはアルカリ性を示すものの、フェノールフタレインを加えても変色しない程度の弱い塩基性である。( ウィキペディアより引用)

炭酸水素ナトリウムはお料理などにも用いられていて、安全性の高いことが知られています。※市販されている重曹で歯磨きをしても白くはなりません。

1-3.費用の目安、保険の有無、所要時間

費用の目安は、自費の診療で30分5000円〜が相場ですが医院によって価格の設定が違います。

通常、保険の診療で行えるものは「病気」「疾患」と診断されたものです。ステインや着色は「病気」「疾患」ではないため、保険の適応はありません。

また、着色の程度によっても時間もかかる場合もありますので、回数や時間は着色の状態に合わせて設定される場合が多いです。

1-4.痛み

細かな粉末がお水と一緒に出てくるため、ほとんど痛みは感じません。

1-5.どの歯科医院でもできる?

保険の適応がないため、歯科医院によって導入している医院とそうでない医院があります。

かかりつけの歯科医院で聞いてみましょう。

2.エアフローをすすめる3つの効果

2-1.歯が白くなる(本来の白さに戻す)

毎日の歯磨きをしていてもどうしても歯がくすんでくることがあります。

特にコーヒーや紅茶を頻繁に飲む方では着色がつきやすいです。

半年に1回程度の着色除去で、くすみを取り除き本来の歯の白さに戻してくれます。

2-2.歯面を傷つけない

着色除去には、歯面研磨剤が用いられることがあります。

研磨剤にも種類がありますが、荒い研磨剤を使用した場合、歯の表面に傷がつくことがありますが、重曹のパウダーを使うことで歯の表面の傷を最小限に抑えてくれます。

2-3.インプラントのメンテナンス

アミノ酸の一種であるグリシンを主成分としたパウダーもあります。

バイオフィルム除去や歯頸部付近やインプラント周辺の歯面清掃、矯正装置周辺のバイオフィルム除去にも有効です(株式会社松風HPより引用)

3.エアフローの効果的な活用方法は

3-1.クリーニングと併用する

着色除去だけを行なったとしても虫歯の予防として効果が期待できません、虫歯予防のためのクリーニングを一緒に行うことで虫歯予防の効果も期待できます。

3-2.定期的に行う

着色の状態にもよりますが、気になる方や着色の多い方は、歯科医師の判断で半年に1回を目安にしている場合が多いです。

あまり気にならない方はくすみが気になったら歯科医師に相談して期間を決めていきましょう。

4.注意点

4-1.知覚過敏の方の場合には、刺激を感じる場合がある

微粉末とお水が一緒に噴出される構造上、知覚過敏症の方には「痛み」に感じる場合があります。

知覚過敏は神経が過敏に感じる症状のため、刺激を与えすぎないようにしたいものです。知覚過敏のある方は歯科医師に相談しましょう。

4-2.本来の歯の色以上には白くならない

ホワイトニングとは違い、本来の歯よりも白くなるような効果はありません。くすみを取り除き、本来の白さに戻すのが特徴です。

4-3.虫歯や歯周病がある状態では行えないこともある

虫歯やあ歯周病の治療が終えていない場合には、着色除去は行わない場合もあります。

医療としては、虫歯や歯周病の「疾患」をきちんと治していくものです。そのため、治療が終わった後に、本来の歯の色に戻すための着色除去を行います。

5.手順

step.1

まずは、お口の中の汚れを全体的に除去します(クリーニング)

step.2

それでも取りきれなかった着色をパウダーを使って除去します
この時は、全部の歯にパウダー洗浄をするのではなく、着色のある歯の面にすることが多いです。
また、粉末が飛び散ることがあるため、患者さんにゴーグルをかけてもらったり、タオルをかける場合があります。

step.3

細かな粉末がお口の中に残っている場合は、お水で洗浄します。

step.4

最後に、研磨剤無配合のクリーニングペーストで仕上げて終了です。

ステインが少量の場合は30分程度で終了します。

まとめ

特殊なパウダーを混ぜた水を、高圧エアー洗浄で歯に吹き付けて、歯の表面にこびりついたしつこい着色汚れを除去する清掃方法は、病気ではないため、保険診療ではありませんが、本来の白い歯を取り戻すには、歯に優しい方法として歯科医院にも多く取り入られています。もっときれいでいたい、本来の白さを取り戻したいとお口への意識の高まりに応えれるような歯科医院も増えています。ぜひかかりつけの歯科医院へ相談してみてください。

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