歯科衛生士が教える!歯石除去して得られる5つの効果

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shutterstock_265905044歯石除去にはどんな効果があるのか、また歯石を取らないとどうなるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

歯医者で虫歯治療を受けた後などに「歯石も取っておきますね」とすすめられ、なんとなく歯石を取った経験のある方が大半かもしれません。

歯石は表面がでこぼこしているので細菌が住みつきやすく、むし歯、口臭、歯周病などのリスクを高めます。
そして、歯石は毎日ちゃんと歯磨きしているという人でも完全に防ぐことは不可能です。

今回は、歯石除去の効果について詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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1.歯石とは

歯石とは、口の中の汚れ(プラーク)の中の細菌が唾液中に含まれるカルシウムやリンなどのミネラル成分と結合し、時間が経って石のように硬くなってしまったものを言います。

個人差はありますがブラッシ ングで取りきれなかった汚れ(プラーク)は、付着して2日から2週間程で歯石になってしまいます。

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2.歯石除去して得られる5つの効果

2-1.歯周病を防ぐ

歯周病は細菌感染症です。歯石自体は直接の感染症の原因ではありません。

歯石は歯の石と書くように歯に固くこびり付き、その表面がザラザラしているため周りに汚れが溜まりやすくなります。
汚れ(プラーク)には細菌が多く含まれ、繁殖して毒素を出します。その毒素により歯茎の炎症が悪化していくと言われています。

歯石を定期的に取って、汚れが溜まりにくいお口の環境を作ることで歯周病の予防ができるのです。

2-2.口臭を防ぐ

歯石自体が臭いを発するものではありませんが、歯石に住みつく汚れ(プラーク)が口臭の原因になります。

歯石 はザラザラしているため、表面にプラークが付着しやすくなります。 口臭が気になる方で、歯石を何年もとってもらっていない人はお口の中を確認してみてください。白い大きな塊がついていたら、それは歯石です。

2-3.歯が白くなる

歯石はうすい黄色の色をしています。歯の表面に歯石がついていると、全体的に歯がくすんでみえます。

歯石を除去して、歯の表面を磨くことで本来の白い歯を取り戻し、歯石がついている状態からワントーン白い歯にみえるようになります。

2-4.歯茎が引き締まる

歯茎からの出血はないけれど歯茎が腫れぼったい、ぶよぶよしているといった症状のある人は、歯石を取ることで歯茎がキュッと引き締まり、腫れぼったさがなくなります。

歯石がついていると汚れが溜まり、歯茎の炎症がおこりやすい環境といえます。

もちろん歯石をとった後には、正しいブラッシングも必要です。歯石を取ることと、ブラッシングを行うことを両立することで健康的な歯茎になるのです。

2-5.歯茎からの出血が止まる

歯磨きをすると出血する人は、歯の周りについた歯石が原因かもしれません。

歯石を取ることで、汚れがつきにくくなり歯茎の炎症も落ち着いてきます。
同時に正しいブラッシング方法で歯茎もマッサージしていくと、1週間くらいで出血しなくなることもあります。

3.歯医者で行う歯石除去

固まってしまった歯石は歯磨きだけでは、除去できません。

最近では、ドラッグストアなどでセルフ歯石除去キットのような道具も販売されていますが、自分で取る行為は歯や歯肉を傷付けてしまうので注意が必要です。

歯科医院に通院して専門的な機械(スケーラー)での除去が安全です。

3-1.歯石除去

歯科医院では専用の機械を使って歯石を除去していきます。超音波の振動で歯石を取り除く方法や、歯茎の奥についている歯石を取り除くハンドスケーラーなどさまざまな機材を使って除去していきます。
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3-2.費用の目安

保険適応の歯科医院であれば、さほど高額にはなりません。保険の負担額によっても変わりますが3割負担でおおよそ3,000円前後です。

レントゲン撮影をして歯周病の検査を行い歯石を除去するのが保険診療の流れです。 保険適応外の診察を行っている歯科医院もありますので、まずは歯科医院の問い合わせてみて下さい。

ただし、何十年も歯石除去を行っていない人は、保険診療1回ですべての歯石を取り除くことはできません。

長く期間をあければあけるほど、除去する費用も時間もかかってしまうのもなのです。

3-3.歯石除去の頻度の目安

歯石の付く量など個人差がありますが3-6ヶ月に1度をお勧めします。

定期的な検診で歯石をとっていれば、1回の通院で終わることも可能です。

4.歯石をそのままにしておくとどうなるか

4-1.歯肉炎になる

歯石は歯肉にとって良くないものです。歯石が付着することにより、周りに汚れがつきやすくなるため、歯茎の炎症もでてきます。

歯茎の炎症が悪化すると、歯茎から出血してきます。歯磨きの時に血がでてくるような症状があれば歯肉炎です。

4-2.歯周病を悪化させる

プラークの中でも空気を嫌う細菌(嫌気性菌)は、歯周ポケット(歯茎の中)に入りこみ 巣を作ります。

そのままプラーク中の細菌が活発に活動を続けると、歯を支えている骨までを溶かしていきます。 これが歯周病の進行です。

症状が悪化すれば歯がぐらぐらしてきたり、歯茎が痩せてくることもあります。さらに症状を放置していると歯を抜かなければいけなくなることもあります。
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5.自宅で出来る歯石予防におすすめのケア用品

歯石のつきやすい場所は、隣接面(歯と歯の間)や、歯頸部(歯と歯茎の溝の部分)です。正しいブラッシング方法や自分にあった補助的清掃用具(歯間ブラシやフロス)の使用で毎日プラークを除去することにより歯石付着を予防することができます。

5-1.歯ブラシ

歯石が付きやすい部位にしっかり当たる自分に合った歯ブラシの使用をお勧めします。

DENT.EX systema

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販売:株式会社ライオン
商品:DENT.EX systema
価格:260円
細くしなやかなスーパーテーパード毛は狭い歯間部や歯周ポケットに容易に到達することができ、プラークを除去します。また、歯の表面も汚れもきれいに取り除いてくれます。スーパーテーパード毛は歯肉へのストレスが最小限に抑えられ、歯肉に優しく安全な磨き心地です。

歯ブラシの正しい選び方について詳しくは【歯科衛生士が選ぶ!おすすめ歯ブラシと選び方を目的別に解説】をご覧ください。

5-2.デンタルフロス

歯ブラシが当たりにくく歯石が溜まりやすい隣接面(歯と歯の間)にはフロスの使用をお勧めします。

ルシェロフロス ミントワックス

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販売:株式会社GC
商品:ルシェロフロス ミントワックス
価格:300円

デンタルフロスの使い方について、詳しくは【歯科衛生士が教える!デンタルフロスの正しい使い方】をご覧ください。

5-3.歯間ブラシ

こちらも歯と歯の間のプラークを除去するものです。

ガム・歯間ブラシL字型 4本入り

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販売:サンスター
商品:ガム・歯間ブラシL字型 4本入り
価格:250円

歯間ブラシの使い方については【歯科衛生士が教える!歯間ブラシの正しい使い方】をご覧ください。

まとめ

歯石を除去することはさまざまな効果が期待できます。ただし、歯石さえとればよいということではなく、適切なブラッシングと定期的な歯科検診による歯石除去を行うことが大切です。

日頃の心がけと、定期的な歯石除去で歯と歯茎の健康を保ちましょう。困ったことがあればかかりつけの歯科医院に相談してみてください。

 

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