神経質になりすぎないで!おしゃぶりと歯並びの関係と注意点

外出先で赤ちゃんがぐずり始めたとき、母乳やミルクを与えられない状況でもとりあえずおしゃぶりを与えることで落ち着かせられることは親の育児のストレスも軽減するでしょう。

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4-1-2.健康・発育のため

乳幼児の突然死のリスク軽減効果や、「顎・歯の成長を促して、鼻での呼吸を促す」など肯定的な意見もあります。しかし、これらのことははっきりした医学的な根拠はありません。

4-2.おしゃぶりのデメリット

4-2-1. 歯並びが悪くなる可能性がある

過度な力が加わることは歯・顎の骨の成長へ大きな影響を与え、歯並びを悪くすることがあります。

4-2-2.学習の機会が減る

手で物を掴んで口に持っていくことで手と口の発育を促し、また形・味・性状を学習して物への認識力を高めることが脳の発育にも大きく関わります。

おしゃぶりをしているとそれらの行動ができないため、学習の機会が無くなってしまうことも考えられます。

また、口の中に常におしゃぶりが入っていると声を出す機会も減ってしまいますから、発語が遅れるなど成長に必要な様々な機会が失われてしまうことも言われています。

4-2-3.スキンシップの機会が減る

おしゃぶりがあると表情が隠れがちで赤ちゃんの感情が読み取りづらくなる、抱っこしたりぐずる行動に付き合ってあげるはずの時間が減るということから、親との過ごすべき大切な時間を取りあげているとも考えられます。

4-2-4.習慣化してしまう

おしゃぶりを使うことが習慣化すると、「おしゃぶりが無いと精神状態が不安になる」といったことになる可能性があります。

5.おしゃぶりを使用する時の注意点

おしゃぶりを与えてしまうと、その後止めさせるときに苦労することがあります。

というのも、急に止めると子供が精神的に落ち着かなくなり、普段からぐずりやすくなる場合があるからです。おしゃぶりは習慣性の高いものと認識しておきましょう。

5-1.常用しない

「外出時の困った時だけ」など、どのタイミングで使用するか決めて、常用しないようにしましょう。

5-2.使用する時期・やめる時期

生まれた直後はまだ必要ではありません。使用のピークは生後2~4か月頃と言われています。

赤ちゃんが周りに興味を向けハイハイを始める頃を目安に、使う回数を減らしていきましょう。

そして2歳頃までにおしゃぶりの使用をやめれば、歯並びへの悪影響は発育と共に改善されます。遅くとも2歳半までにはやめましょう。

5-3.スキンシップを取る

おしゃぶり使用中も声をかけたり、子供とのふれあいを大切にしましょう。

5-4.入眠時の使用は避ける

寝つきが非常に悪くなる原因にもなってしまうので、寝る直前の使用は控えるようにしましょう。

赤ちゃんは自分で入眠をコントロールできないため、寝付くときにおしゃぶりを吸わせると、起きた後もおしゃぶりを要求するようになり

依存を高めてしまいます。

5-5.指しゃぶりにも要注意

指しゃぶりはおしゃぶり以上に歯並びに悪影響を及ぼします。

おしゃぶりをやめさせようと急に取り上げると精神的に不安定な状態になりやすく、指しゃぶりに移行することが考えられます。

指しゃぶりについては取り上げる方法がないので、最初のうちは様子を見ながら自然に止めるのを待ちましょう。他のおもちゃで遊ばせながら、おしゃぶりに触れる期間を少しずつ短くしていきましょう。

5-6.神経質になりすぎない

成長の過程にあわせてあげましょう。子供は成長するにつれて色々なことができるようになりますから、自然に興味・関心もおしゃぶりや指しゃぶりから離れていくものです。

6.おすすめのおしゃぶり

商品として出っ歯になりにくい構造のものもあります。

6-1.チュチュベビー デンティスター1

自然な噛み合わせ(歯や歯茎の間に自然にフィット)、舌の入るスペースを確保(舌の空間を確保し歯に余計な圧力をかけません)、厚みが薄い(前歯や上アゴへの圧力を減少させる)この3つの特徴で前歯への圧力を減らし、出っ歯になりにくくしています。

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販売:チュチュベビー
商品:デンティスター1 出っ歯になりにくいおしゃぶり (0~6か月・授乳期用)
価格:950円

6-2.チュチュベビー デンティスター2

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販売:チュチュベビー
商品:デンティスター2 出っ歯になりにくいおしゃぶり (6~12か月・離乳期用)
価格:950円

6-3.NUK  おしゃぶり・ジーニアス(キャップ付き)

独自のラウンドとうねりがあり柔らかく曲がりやすくなっているため、歯にかかる圧を最小限に抑えます。

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販売:NUK ヌーク
商品:おしゃぶり・ジーニアス XS/S/M/L
価格:600円

まとめ

基本的には『おしゃぶりは使わない!』が理想です。

しかし赤ちゃんはもともと胎児期には母体内で指しゃぶりしているので、乳児の指しゃぶりは自然の行為であると考えられます。

それに代わるおしゃぶり行為は、おしゃぶりの特性をよく理解し、正しく使い、適切な時期に卒業することで、親子のふれあいをサポートする便利なアイテムの一つになることでしょう。

おしゃぶりを使用している間も声をかけたり一緒に遊んだり、子供とのふれあいを大切にしましょう。

赤ちゃんが最も望んでいるのはおしゃぶりではなく、お母さんや家族の愛情です。

小河原 杏奈
Author: 小河原 杏奈(歯科衛生士)

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