気づかないうちに臭ってる?すぐにできる口臭チェックと予防法

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寝起きや空腹の時など、自分の口臭は大丈夫か心配になる方も多いのではないでしょうか。

自分ではあまり気づかなくても、周りの人に不快な思いをさせていることがあるかもしれませんよね。

口臭が発生する原因は人それぞれ違います。体調の変化や、仕事や生活の環境が変わったことで起こる体の変化と同じように、お口の中にも変化が現れることもあります。

そして、口臭の治し方も原因に合わせて異なります。
口臭を確実に治すためには、まず原因を特定することが何より重要です。そこで今回は、口臭チェックの方法と対処法についてまとめてみます。ぜひ参考にしてみてください。

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1.自分で出来る口臭チェック方法

1-1.呼気を手に当てて確認する

なんとなく口臭が気になる時にはお口に手を当てて呼気を確認します。「ハァーッ」と呼気を吹き出します。

少しにおいを感じても持続したにおいでなければ、人にわかるほどの口臭ではありません。

1-2.呼気を袋に入れて確認する

手を当てて呼気を確認してもよくわからないという方は、袋を使って呼気を確認します。
袋の中に「ハァーッ」と呼気を吹き出し溜まった呼気のにおいを確認します。

5秒以上持続するにおいであれば、何らかの原因によって口臭がある状態です。

1-3.唾液のにおい確認する

口臭の原因の中に、お口の中の細菌があげられることがあります。

その場合、自分の体温と同じ温度にした唾液のにおいを嗅いで口臭をチェックします。

1-4.ブレスチェッカーで確認する

口臭の有無を6段階に分けて簡単に口臭チェックができます。
イラストで口臭度がわかるので、簡単に口臭があるかないかがわかります。

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2.心配な場合は医療機関へ

口臭の原因の8割は、お口の中にあると言われています。

自分で口臭対策をしても気になるという場合は、まず歯科医院を受診し、虫歯、歯周病など口臭の原因になるトラブルがないかを調べてもらいましょう。

2-1.歯科医院でチェックする方法

医療専門の口臭測定器を設けている歯科医院もあります。

口臭測定器にもさまざまな機器がありますが、口臭成分を三大要素ガス(硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド)に分離して測定していきます。
測定も非常に簡単で、呼気を採取して約5分から10分で結果がコンピューターにデータとして表示されます。

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その他にも、においの原因となる揮発性イオウ化合物を測定する方法や、体温と同じ温度にした唾液の臭いを嗅ぐ方法などがあります。その結果をもとに、個人にあった口臭治療を行います。

2-2.大学病院(口臭外来)でチェックする方法

大学病院には、口臭外来、息さわやか外来などの専門科があります。

病院では、お口の中の原因だけではなく体の原因も調べることができます。

専門医による問診、レントゲン検査、唾液検査、口臭測定器検査、舌診査、尿検査、官能検査(医師が直接においを確認する)など
多くの項目を調べ、原因を取り除く治療計画を立案します。

口臭外来は保険適応外の自由診療となるので、直接病院に問い合わせてから受診することをおすすめします。

3.口臭の原因

口臭には大きくわけて3つのタイプがあります。
誰にでもある生理的な口臭、食べ物などの嗜好品いよる口臭、治療の対象となる病的な口臭です。

3-1.生理的口臭

生理的口臭は一般的に誰にでもある口臭です。

例えばお口の中の唾液が一時的に減少する(緊張や疲れなど)とお口の中の細菌が活発になり、口臭物質が多く作られ、口臭を感じることがあります。

朝起きたばかりの時や空腹時や緊張時にも強まる傾向がありますが、日常的におこる口臭ですので、歯磨きをすることで口臭はなくなりますし、食事や会話をすることで唾液が分泌され、口臭は軽減するので、生理的口臭の場合は、治療の必要はありません。

3-2.嗜好品による口臭

ニンニクが入ってる料理や、においの強い食べ物によっておこる口臭です。

その他に、タバコやお酒、コーヒーなどの多量摂取によってもおこります。
嗜好品が関連している口臭も時間が経つと次第に無くなりますし、一時的なものの場合が多いですので、治療の必要はありません。

3-3.病的な口臭

治療の対象となる口臭として病的な口臭があります。
病的口臭の9割以上がお口の中の病気が原因といわれています。

3-3-1.約6割は舌苔(ぜったい)が原因

病的口臭の中でも、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の汚れが原因となる可能性が高く、口臭の約6割が舌苔が関係していると言われています。

舌苔とはお口の中の細胞が剥がれ落ちて舌の上に溜まり、白く腐敗した沈着物です。
また、食事後の汚れなども沈着します。長くついた状態だと腐敗物し口臭の原因になります。

3-3-2.最も臭う歯周病

歯周病菌がだすガスが病的口臭の中でも最も多いといわれています。

歯と歯ぐきとの溝の中に入り込んでいる細菌が口臭を発生させます。

3-3-3.歯垢(プラーク)、歯石

歯の汚れが唾液などの作用によって固まったものが歯石です。

歯石は表面がザラザラしているので、さらに汚れがつきやすくなりますので、口臭の原因と言われています。

3-3-4.虫歯

虫歯が進行すると、痛みだけでなく強烈な口臭が発生します。

3-3-5.唾液の減少

唾液が減ると細菌が増殖します。食事をしたり喋ったりすることで改善されますが、他の疾患が原因の場合もあります。

3-3-6.入れ歯の清掃不良

3-3-7.口腔ガン

口腔ガンも口臭原因として挙げられます。

4.気にしすぎの心理的口臭

心理的口臭とは、口臭が実際にないけれど、自分は口臭があるのではないかと心理的に悩んでいる方をいいます。(自臭症)
中には、数年以上悩んでいる方もいます。

測定で口臭があると診断されなくても、口臭のことが気になって人と話せない、電車に乗れないなど、生活に支障をきたす人も少なくはありません。

口臭外来の受診とともに神経科や精神科に通院されることをおすすめします。

5.自分で出来る口臭を予防する方法

5-1.水分をこまめに取る

お口の中が乾燥していると、細菌が繁殖しやすくなるため、口臭を感じやすくなります。

こまめに水分補給を行って、お口の中を乾燥させないような工夫をすとよいでしょう。
※水分摂取の制限のある方は、医師の指示に従ってください。

5-2.舌磨きの習慣をつける

口臭の原因がプラークの中に潜む細菌の場合は、舌の上に汚れが溜まりやすくなってしまいます。
歯磨きをした時に、一緒に舌を磨く習慣をつけると口臭予防になります。

舌の汚れの正しい取り方について詳しくは、【口臭予防に!舌の汚れができる5つの原因と正しい取り方】をご覧ください。

5-3.正しい歯磨き習慣を身につける

口臭予防には、お口全体の環境を整えることも大切です。

「舌だけを磨いていれば口臭がしない!」ということではありません。正しい歯磨き習慣を身につけることで、細菌が増殖しない環境を保つことも大切です。

正しい歯磨き方法は歯科医院で歯科衛生士があなたにあったアドバイスを行っていますので、ぜひ相談してください。

5-4.フロスや歯間ブラシを使用する

歯ブラシでは汚れのとりにくい歯と歯の間の汚れも、口臭の原因のひとつです。

毎日の歯磨きに、歯間ブラシやデンタルフロスを使用しましょう。

歯間ブラシの使い方について、詳しくは【歯科衛生士が教える!歯間ブラシの正しい使い方】をご覧ください。

デンタルフロスの使い方について、詳しくは【歯科衛生士が教える!デンタルフロスの正しい使い方】をご覧ください。

5-5.定期的に歯石除去を行う(健診)

歯石を定期的に除去し、汚れのたまりにくい環境を作ることも効果的です。

自分で行うセルフケアと、専門家が行うプロケアの両面から口臭の予防をすることで効果が期待できます。

5-6.唾液腺マッサージ

お口の中が乾燥していると口臭の原因になりますので、唾液がたくさんでる環境を作るために唾液腺のマッサージを行います。

通勤・通学の間やテレビを見ている時など、とても気軽にできる口臭予防方法です。唾液が多くでることで、唾液の作用を高めることが期待できます。

自浄作用:食べものや、むし歯菌などを洗い流します。
抗菌作用:菌の活性を弱めます。

唾液分泌を高めるマッサージ

唾液の成分を効果的に発揮するには、唾液がたくさん出る環境を作ることです。

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6.歯医者で口臭予防する方法

6-1.歯石除去

まずは、定期的な歯石除去で口臭の原因となる汚れがつきにくくなる環境を作ります。

歯石は、一度ついてしまうと歯ブラシでは取れない硬い汚れです。歯科医院で専用の機械を使って取り除いてもらいましょう。

6-2.舌磨き

専用の舌磨きのジェルを使用して舌磨きを行います。同時に、自宅でできる舌磨きの方法のアドバイスも行います。

6-3.ガムマッサージ

定期検診では、歯石除去、お口のクリーニングの他に、歯茎のマッサージを行う医院もあります。

歯茎のマッサージと、お口の中から頬のマッサージ、お口の中にある唾液腺のマッサージを行い、唾液の分泌を促します。

医院によっては実施していないこともありますので、かかりつけの歯科医院に相談してみてください。

まとめ

自宅でできる口臭チェックと予防方法をいくつか紹介しました。

自分でできる予防で口臭が軽減することもありますが、しばらく定期検診に行かれていない方は、歯石がついているかもしれません。

まずは歯石の除去を行い、汚れがつかない環境を整えることで、口臭を気にしたりストレスを感じたりすることなく日常的な会話や食事を楽しむことができるようになります。

Author: 塚本 千草(歯科衛生士)

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