虫歯菌は人から人にうつる?知っておくべき虫歯の常識

予防と知識

予防歯科

Pocket

shutterstock_272821442_720

虫歯はうつると聞いて不安に思う方も多いのではないでしょうか。

虫歯は虫歯菌から作られ、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。つまり、虫歯が出来るということは人から虫歯菌が感染したということになります。

しかし、虫歯菌が感染したら必ず虫歯が出来るという事ではなく、歯磨きの習慣、生活習慣などの条件が合わさって虫歯が出来ます。つまり、虫歯の原因菌に感染してしまっても、虫歯にならないように予防が出来ていれば問題はありません。

そこで今回は、虫歯がうつる原因と虫歯にならないように予防する方法について解説します。ぜひ参考にしてください。

スポンサードリンク

1.虫歯はうつる?

虫歯自体はうつることはありません。

正確には、虫歯の原因となる「虫歯菌」が人から人へうつることがわかっています。

虫歯菌は、唾液の中やお口の汚れ(プラーク)の中に潜んでいるので唾液を介して感染してしまいます。

2.うつるのは虫歯菌

実際にうつる(感染)するのは、「虫歯菌」です。

キスをすることで虫歯菌がうつってしまうのでは?と心配される方も多いですよね。
虫歯菌は唾液を介して感染しますので、頬にキスをしたりスキンシップをする分にはうつることはありません。

また、虫歯菌がうつったからといって、確実に虫歯になるというわけではありません。

むし歯菌の存在に加えて間食や歯磨きの習慣、生活習慣などの条件が関わってはじめて発病します。

虫歯菌【虫歯菌】

3.虫歯菌が感染しやすい時期

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。

虫歯菌は硬い面にくっつく特徴があり、大きくて溝が深い乳歯の奥歯が生えてくる1歳半頃から3歳頃が一番感染しやすい時期だと言われています。

3-1.赤ちゃんは感染しやすい

感染の時期は、2歳までが大きな影響を及ぼすといわれています。

また、2歳までに感染した場合その後のむし歯の重症度が高くなるそうです。

むし歯菌の感染時期が遅ければ遅いほど、その後のむし歯予防がとてもラクになります。まずは2歳までに感染させないことがポイントです。

赤ちゃんに虫歯をうつさないための方法について詳しくは「赤ちゃんに虫歯をうつさないために知っておくべき4つのこと」をご覧ください。

3-2.唾液から感染する

虫歯菌はだ液からうつると言われています。

例えば、お母さんのお口の中に虫歯菌が多い場合で、噛み与えをしたり、スプーンを一緒につかったりすると虫歯菌が赤ちゃんのお口にうつってしましまいます。

3-3.家族内で感染する

虫歯菌の感染は、基本的には家族内で感染します。

お母さんだけでなく、家族みんなからうつる可能性があります。例えば、保育者が祖母であれば祖母のお口の中の状態が影響しやすいです。

赤ちゃんにとって最も身近な人からうつる機会が多いので、お母さんのお口の状態だけが関係しているとは限らないのです。

最近では、父親が育てる家庭もありますし、制度の充実していきていますので、あかちゃんを育てている人「保育者」のお口の中のむし歯菌が多ければ多いほど、感染の機会が多ければ多いほど、うつりやすいと言われています。

3-4.成人でもうつるのか?

成人してからの虫歯菌の感染は少ないことがわかっています。

これは、お口の中の虫歯菌が成人までにある程度決まってしまうからです。

お口の中の虫歯菌はある程度のネットワークを作っており、他の虫歯菌が入ってきても、ネットワークの中に入れないため、成人してからの虫歯菌はうつりにくいことが言われています。

4.歯周病菌も人から人へうつる

歯周病菌は、親子間や異性との長期的な付き合いの中で感染することがあります。

ほとんどの歯周病菌は唾液によって流されるので、そう心配はありませんが、自分の口の中が歯周病菌が住みやすい環境であったら歯周病菌はうつりやすいです。

歯周病菌が住みやすい環境は、汚れ(プラーク)がたくさんついている状態や、歯茎の溝が深く、血がでたりするような状態です。

歯周ポケットの改善方法について、詳しくは「手遅れになる前に!歯周ポケット改善方法とおすすめ商品」をご覧ください。

5.虫歯菌がうつらないための予防方法

5-1.保育者のお口の環境管理

特にあかちゃんの場合は、2歳までの保育者のお口の管理を徹底することです。

仕事や育児で忙しい時期でもありますが、将来のことを考え定期的な歯科検診と、定期的なクリーニングを実施して、お口の健康を保つことが虫歯菌をうつさないためにできることです。

5-2.毎食後の歯磨き

汚れが多くついていると、虫歯菌が繁殖しやすい環境になります。

汚れを取り除くには、毎食後の歯磨きを実施しましょう。外出している時はどうしても歯磨きをすることができない場合もあると思いますので、1日2回、朝食後と就寝前には歯磨きの習慣を身につけることで虫歯菌の繁殖を抑えていきましょう。

6.虫歯菌が多い場合の対処法

歯科医院で虫歯菌の検査をしてもらい虫歯菌が多いと言われた場合、残念ながら虫歯菌は減ることはありません。

虫歯にならないように生活習慣を改善していくことから始めてみましょう。

かかりつけの歯科医院で歯科衛生士から適切なアドバイスをもらうこともできます。

6-1食生活の改善

虫歯菌が多い人で食事の回数が多い人は、食事回数を決めることをお勧めします。

食事回数とは、朝食、昼食、夕食以外にも間食や砂糖入りのコーヒーや紅茶を頻繁に飲むとか、ガムを頻繁に噛む、のど飴をなめる、なども食事回数に入ります。

食事の回数が多い人ほど、お口の中は、虫歯になりやすい環境になりますので、間食の内容を変えたり、時間を決めてとるなどして生活習慣の改善を図りましょう。

6-2.正しい歯磨き習慣

虫歯菌が多い人は特に日頃からの歯磨き習慣が大切になります。

他の人よりも虫歯になる可能性が高いので、他の人よりも意識をもって、歯磨きをすることをおすすめします。

毎食後の歯磨き、フッ化物配合の歯磨き粉の使用など、予防に関する製品を取り入れることもおすすめです。

虫歯予防におすすめの歯磨き粉について、詳しくは「虫歯予防に効果的な歯磨き粉はどれ?選び方とオススメを紹介」をご覧ください。

6-3.キシリトールを取り入れる

キシリトールには虫歯菌の働きを弱める効果があります。

虫歯にならない、虫歯菌を減らすような効果はありません。

キシリトールはあくまでも「虫歯になりにくい環境を整えること」ですので、適正な量を摂取することで効果が期待できます。

正しい摂取方法や、キシリトール製品の選び方は、かかりつけの歯科衛生士からアドバイスをもらいましょう。

キシリトール

キリトールについて詳しくは「虫歯予防に役立つ!キシリトールの効果的な食べ方と選び方」をご覧ください。

6-4.マウスピースを使った3DS

3DS(Dental Drug Delivery System)
抗菌剤やフッ素を歯に塗布する方法で、むし歯を効果的に予防する事ができます。
虫歯菌の検査をおこない、専用のマウスピースを作成することが必要になります。むし歯菌の少ない状態にするための方法です。

3DSについて、詳しくは「徹底解説!子供から大人まで使える最先端虫歯予防の全手法」をご覧ください。

6-5.バクテリアセラピー

バクテリアセラピーは、お口の中に「善玉菌」を取り入れ、お口の中の菌のバランスを整える予防方法です。

2週間連続摂取することで、虫歯の原因菌が80%減少すると言われ予防にも治療の促進にもつながります。

unnamed

バクテリアセラピーについて、詳しくは「お口も体も健康に!最先端の予防医学バクテリアセラピー」をご覧ください。

まとめ

むし歯自体はうつるものではありません。むし歯は「感染症」であり、「生活習慣病」で「虫歯の菌」が感染するものです。
そして、予防することによって防げる病気だということもわかっています。
あかちゃんの時から予防する、大人になってから子供のためにも自分のためにも予防することで、健康なお口で快適な生活をおくりましょう。

Pocket

今すぐに歯医者さんに行きましょう!

歯医者さんに行った方がいいかも…。と思った方は、今すぐに予約をしましょう。

先延ばしにしていてもいいことは一つもありません。

ただ、どの歯医者さんにすれば良いのか迷ってしまうこともあるかと思います。

その時は検索から予約までできるサービスが便利です。

ぜひご活用ください。


⇒ 無料で歯医者さんを予約する

スポンサードリンク


おすすめ記事のまとめ

最新記事一覧

SNSで更新情報をチェック!